<18th Oct Sun>
今日はトーチャンと枯葉のリージェンツ・パークを散歩してから一人で水泳と映画鑑賞という充実の日曜日でした。
リージェンツ・パークの他の写真はあらためて投稿しますが、今日はコロナ禍以来初めて観た映画のことを。
マルチ映画館で一番小さい部屋で今日だけ、しかも一回だけの上映なのに、昨夜予約した時は他には誰も切符買ってなかったので、もしかしたら観客は私だけかもと思ったのですが(トーチャンは「興味なし」と)、実際には15人くらい観にきてました。
スェーデンの10代環境活動家であるグレタ・トゥーンベリのドキュメンタリーですが、超有名だしニュースでたくさんやってたから今更こんなの観なくてもと思うのでしょうし、レビューもまちまちですが(イヴニング・スタンダードは5ツ星)、ドキュメンタリーとしてはとてもよく出来てると私は思いました。見慣れた公の場でのスピーチも、こうしてプライベートの映像や彼女の葛藤と一緒にまとめてあると奥行きが出て、なぜか涙が止まりませんでした。そりゃ、凄い子だし。
グレタちゃんのことをそんなに騒がれる前から知っていたのは、お母さんがオペラ歌手だからで、マレーナ様こと一流のメゾ・ソプラノのマレーナ・エルンマンについてはブログで記事にもしました。知らない人が多いでしょうから知って欲しかったのですが、グレタちゃんの主張に合わせて飛行機に乗らなくなったマレーナ様がオペラ活動を制限されてしまったことにはオペラファンとしては複雑、というか不満が残ります。映画にもちょっとだけ出てくるマレーナ様は老けて、スターとしての華やかさもなくなってたし・・。
今回の映画にもたくさん出てきたグレタちゃんのお父さんの英語でのインタビュー番組についても以前書きました。仕方なくではあっても一生懸命グレタちゃんをサポートしてる姿は興味深いです。
映画産業はムスメが携わってるわけだし、支援のためにもっと行かなくてはと思うのですが、007もDuneも先送りになって、観たい映画がなくてつまらないです。