<7th Jan Thus>
集まっちゃいけないというルールを守らない家族がたくさんいたに違いないクリスマスと、こともあろうに中止と言っておきながらニューイヤー花火をぶち上げて人寄せをしてしまった政府の失態により、やっぱり大変なことになってるイギリスのコロナ禍。昨日は新規感染52,618人、死者1,162人(最多死亡数の筈)。統計的にイギリス全土で現在50人に一人が感染しているそうで、ロンドンはもっと高いから、人通りのある街を歩くのはまじで怖いのですが、そんな中、3度目のロックダウン直前である5日に金融街ザ・シティに行きました。
クリスマス前の健康診断で血管が細くて採血が失敗した再挑戦でしたが、今回も肘と手首を散々刺された挙句、「もう諦めましょうか、、? でも最後にもう一度だけ」、と手の甲でトライして上手く採れました。だから最初からそこにしてくれって私は言ってるのに。
ともあれ、折角シティまで来たのだから、今日の散歩はここにしましょう。結構人は歩いてましたけど。
ロンドンブリッジも渡って写真をたくさん撮ったのですが、今日は一箇所だけご覧下さい。
シティで私が一番好きな場所の一つであるレドンホール・マーケット Leadenhall Marketは古代ローマ時代からの歴史があるのですが(→こちら)、主に肉マーケットとしての現建物は1880年台の建造で、独特のレトロな雰囲気から、ハリー・ポッター等の映画のロケにも使われてます。
お店は全部閉まってシーンと静まり返ったレドンホール・マーケットに来たのはもちろん初めてですが、そう言えば、人通りが結構あってもレトロでしっとりとした感じだったかも、と思い出しました。私がよく行ったのは以前私の会社がこの近くにあった時で30年くらい経ってるし、テナントの入れ替わりは激しいので、レストランも全て違うお店に変わってるでしょうけど、なんだか凄く懐かしくておセンチな気分になりました。
↑↓シティにはこういうパッセージや客筋の良い古いパブもたくさんあります。毎日通ってた時にはこういう所を徹底的に探索しようといつも思ってたのに、いつでも行けると思うと結局行けなかったわけですが、引退後にいつかきっと!