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Channel: 着物でオペラ in ロンドン
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クリスマス・パーティやら、イケメン若君CTのメサイアやら

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暗くて寒いけれど、なかなか充実した週末を過ごすことができてハッピーな私ニコニコ


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
カチンコ土曜日は、まず朝から映画館へ。

毎年恒例のオニーサンのコネで無料で一流映画館で新作映画を観せてもらえるありがたいイベントで、今年はPuss in Boots 3D。シュレックからのスピンオフで、並という映画評だったのであまり期待はしてませんでしたが、これが結構楽しめました。

日本では来年3月公開とのことで、子供向きだから日本語吹き替えにしちゃうかもしれませんが、主役のダンディ猫はやっぱりアントニオ・バンデラスの声でなくっちゃ魅力半減でしょうネコ


ラーメン映画にはムスメとボーイフレンド君も来たので、終わってから中華街にあるジャパニーズ・レストランでランチして、ちょっと買物してから家に帰り、着替えて一人でピカデリーのホテルで行なわれた会社のクリスマス・パーティに。トーチャンはこういうのが苦手ですから、誘っても一緒に来てくれません。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)      London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

ワンピースグレー掛かったブルーのコットンジャージーのロングドレスは先月Highgateという高級住宅地のチャリティ・ショップで買ったものですが、超リーズナブルな値段の割にはゴージャスに見えるでしょ? 新品でしたが家に帰ってからよく見たらなんとマタニティドレス叫びでしたが、だから安かったのねべーっだ!


伸びる素材でいくら太っても大丈夫なドレスを持ってると心強いですが、私には長過ぎるので10センチくらい裾上げ。ムスメも着るかもしれないので、裾は切らずに折り曲げただけですけど、地下鉄で行くには歩きにくいので、たくしあげて安全ピンで止めて・・・。ドレスだと靴も履き替えなきゃならないし、ほんと、着物の方が楽だわ。
London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)      London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)



London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

日曜日は、友人とドックランド近くにあるRotherhitheという所の穴場レストランSimplicityでランチしてから近くのノルウェー教会のコンサートに(詳細は→こちら )。


ヘンデルのメサイアでしたが、クリスマス気分を盛り上がるためにメサイアが聴きたかったというわけではなく、お目当ては超ハンサムなカウンターテナーJohn Lattimoreラブラブ!キスマーク


先月Highgateのパプの2階で上演されたヴォーン・ウィリアムスのオペラに友人がコーラスで出演してたので聴きに行ったんですが、客席の斜め後ろにものすごい美青年が座ってたんです。長身で私好みのひょろっと薄い感じの彼はオペラ終了後に下のパブにいたのでうっとりこっそり眺めていたら、なんとオペラに出演した友人の知り合いであることがわかり、しかも私の大好きなカウンターテナーっていうんだから嬉しいじゃありませんかラブラブ



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実物は写真よりうんと美しいんですけど、いかにも育ちの良さそうなと思ったら、やっぱり、イートン校、ケンブリッジ大学卒というお坊ちゃまですって。で、そんな若君に「12月にメサイア歌うから聴きに来てね」と言われたら、たとえ会場がちょっと危なさそうな地域であっても、行くでしょ、そりゃにひひ


といういきさつで今日行ったわけですが、セミステージということで、11人の歌手は、一貫したストーリーがあるわけでもないのですが、その場面場面に応じて芝居掛かった演技をしてくれて、一風変ったメサイヤになりました。おかげで退屈はしなかったし、かの麗しきラティモア君の色んな表情を見ることができたのは良かったんですが、でも普通に立ってるだけでいいから歌に集中したほうが良いのではないかしら?歌手のレベルはかなりまちまちで、女性4人は皆さん上手だったけど、とんでもなく素人のバリトンもいて足を引っ張ってました。


で、


肝心のラティモア君はどうだったかというと、なよっと優しくて私好みのカウンターテナー声なんですが、声量がイマイチなので、小さなホールで聴くのはいいけれど、大きなオペラハウスに出るにはこれからたっぷり修業を積まなくちゃね。まあ、まだ若いので、今後に期待しましょう。今日は、皆でソロのパートをシェアして歌うので、普通はCTが歌う部分の多くをアルト女性に取られてしまい彼のソロが少なかったのも残念。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
最前列の真ん中に陣取ったので、歌手たちは本当に目の前にいて、彼らが腕を振り回したりすると私の頭にあたりそうなくらいの臨場感。切符代は15ポンドと、パイプオルガンだけの伴奏と皆が超一流とは言い難い歌手陣の割にはちょっと高いけど、教会の常連さんたちで大盛況。


ここはノルウェーのコミュニティの溜まり場のようで、今日の観客もほとんどがノルウェーの美しい人々。北欧系って美形が多くて、若い牧師さんも長身イケメン。木でできた天井や壁も暖かい感じがして、とても居心地の良い場所で、あちこちノルウェー語で書いてあり、ノルウェーのワッフルも頂けば、ちょっとした海外旅行気分カバン



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