<26th Jun Sat>
ハリーは昨日カリフォルニアから到着し、自主隔離中。7月1日の故ダイアナ妃像の除幕式はスケールダウンして、ケイト妃も欠席かもとのこと。ケイト妃も出ないのなら、クソ妻Mが出席しないのも当然だから、これはこれで都合よく収まりそうですね。チャールズ王子は早々と欠席を表明。そりゃ出たくないわよね、ダイアナ妃を不幸にしたのは彼(とカミラ)なんだから。
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一泊バース旅行記は、四つ目の街歩きで完了するつもりでしたが、写真が多過ぎるので、今回はまず私たちが泊ったホテルのあるロイヤル・クレッセントと近くにあるザ・サーカスだけに注目することにします。とても美しい建物だし、イギリス人が一番愛するジョージアン様式の代表建造ですから。
ロイヤル・クレッセントから歩いてすぐのザ・サーカスは、この写真だと良さがわかってもらえないのが残念ですが、真ん中の大きな木がある広場をぐるっと囲む円形の3つのタウンハウス群で(30棟)、イギリス人設計士ジョン・ウッド(父)の設計。彼は着工直後に死亡し、息子のジョンが工事を引き継いで1768年に完成。息子ジョンはこの後、ロイヤル・クレッセントを建てるわけですが、父子の設計は共通点も多く、いわば建物の姉妹版。グレードI(one)という、最高クラスの建物保存に指定されていて、優雅に立ち並ぶクリーム色姿が壮観です。
装飾のギリシャ柱、どれにしようか迷った末に「えーい、もう全部にしよう」という事だったのかどうかは知りませんが、下からドーリア式、イオニア式、コリント式で、細かい所はクレッセントよりもこっちの方が美しいです。
ロイヤル・クレセントは、サーカスが完成した6年後、1774年にジョン・ウッド(息子)によって建てられたジョージアン様式建築の傑作で、世界遺産。三日月形優美な姿は、当時華やかな社交場であったバースに住む貴族やブルジョアたちの住居でした。サーカスと同じ30棟。
建物の前の芝生の一部は住人専用。
一番隅のロイヤル・クレセントNo.1は博物館になっており、当時の生活が再現されています。内部の様子は建築家さんのサイトでどうぞ↓。
各棟の地下にはちょっとしたお庭があり、通りから階段で降りていけます。使用人の住居だと思いますが(クレッセント・ホテルの地下も従業員たちが使ってた気配)、歩道の下に入るドアの中は石炭貯蔵室かな?
↑↓今回ご覧にいれたかったのは、クレッセントを裏からみた姿。正面はすっきり統一が取れてますが、裏側はこの通り、勝手に修復してでこぼこ。
↑私たちが食事したロイヤル・クレッセント・ホテルの別棟の裏側。
クレッセントはよく映画とかの撮影に使われますが、そういう時は車の駐車はできないわけで、ちょうど「6月24日から26日までクリアにします」とか書いてあったので、今日までなにか撮影してたんでしょう。
両方の様子がよくわかる写真がありました。周辺の町並みも統一が取れて整然としてますよね