<29th Jun Tue>
サッカー欧州選手権Euro2020の決勝トーナメント一回戦が今日の5時からウェンブリー・スタジアムであり、イングランドが2-0で宿敵ドイツ(イギリス人はそう思ってる)を破り、お祝いムードに沸き立つ今夜のイギリスです。
ほんと、長かったよね~~
メジャーな大会のノックアウト戦で最後にドイツに勝ったのは、なんと1966年だもの。サッカーに興味ない人でも1966年にワールドカップ決勝でイングランドがドイツに勝って優勝したけど、それ以来負けてばっかりというのは嫌という程聞いてるし、今回だって、きっと又負けるよね、でも、生の試合が観られるだけでも幸せ、という感じだったのではないかしら。
残念ながら、私は今日はオペラに行ってたので、前半しか生で観られなかったけど、オペラの帰りの地下鉄の中から見たウェンブリー・スタジアムのアーチは、試合後4時間くらい経ってるのにまだ燦然と光り輝いてました。55年ぶりの勝利が前回と同じ自国のサッカーの殿堂で成し遂げたということで更に嬉しいわけね。
尚、観客はキャパの半分の4万人で、入場にはPCR検査陰性或いはワクチン2回接種済みの証明が必要だったそうです。決勝も又ここですが、その時はフルに観客を入れて感染分析もするとの事で、その結果は東京オリンピックにも役立つかもしれませんね。
女王様と一緒にスコットランドに行ってたウィリアム王子(イングランドサッカー協会の会長)も間に合うように戻ってきた甲斐がありましたね。いつもは一人だけだけど、今回はケイト妃とジョージ王子も同行して、王室安泰をアピール。明後日はいよいよダイアナ妃銅像除幕式でハリーと対決しなくてはならなくて気が重いでしょうが、ひと時でもハッピーになれてよかったです。
除幕式はやはりケイト妃は欠席ですが、それは彼女を巻き込みたくないとウィリアム王子が決めてようです。彼女がどんなダイアナ妃にちなんだファッションを見せてくれるか楽しみにしてたのに実現しなくて残念ですが、そうですね、クソ妻が又何いちゃもん付けるかわかりませんから、それが無難でしょう。
7歳のプリンス・ジョージのネクタイ姿、めっちゃかわいいですね。イギリス人の子供は庶民の公立学校でも小さい時からネクタイすることが多く(ムスメもそうでした)、普通のことですけどね。
すぐ後ろにベッカムと息子のロメオ(金髪にイアリング)もいますね。歌手のエド・シーラン夫婦だけえらくカジュアルだこと。
とにかく、EU離脱でドイツとの関係は悪化し、今はコロナ規制でもイギリスを目の敵にするドイツに勝てて幸せなイギリスを一緒に祝って下さい。英王室が何人かと言われたらドイツ人で、王室の悪口言うときは「あのドイツ人めが」と言うんですけどね、それは今日は忘れましょう