<1st Sept Wed>
8月はバッキンガム宮殿のお庭をはじめ大邸宅の訪問5回、動物園2回、オペラとミュージカル計3回でしたが、9月はいよいよオペラとコンサート・シーズンの開幕で忙しくなり、全く違う活動になりそうです。
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退職祝いの一部としてナショナル・トラスト(建物等の保存団体)の年間メンバーシップを頂いて、早く使いはじめないと無効になるかもとわかったので、来年からにしようかと思ってたけど、急遽入会。
で、8月29日、まず地下鉄に簡単に行けそうなオスタリー・ハウスに行ってきました。
公園のほとんどは誰でも入れ、有料のナショナル・トラストはお屋敷と後ろの庭だけ。
↑実は6年前に行ったことがあり、結構覚えているので、新鮮な喜びはありませんでしたが、やはり絵になる1780年大の赤レンガのカントリー・ハウスは壮麗で美しい。
元は1570年代のチューダー・ハウスだったものを、裕福な銀行家が18世紀に買い、有名建築家ロバート・アダムスが大改築。公開されてるのはほんの一部だけですが、もちろん映画等のロケによく使われるそうです。バットマンとかヤング・ヴィクトリアとか。
天井が素晴らしい玄関ホール。
でも、二つの像の間にあるのはレリーフではなく、立体的に見えるように描いた絵。上手く描いてあって、余程近よらないとわかりません。
天井のルーベンスはニセモノ。価値のあるものを遠くに避難させたら、そこが火事になってしまったそうです・・。
ダイニング・ルームも天井が美しい。
食後に御婦人方がくつろぐ部屋。どこも壁の絵画の質がいまいち。
タペストリー・ルーム。
位の高いお客さんの寝室。
寝室の隣はエトルリア風のデザインのドレッシング・ルーム。
40メートルのロング・ギャラリー。パーティと絵画の展示と運動不足解消のために歩くため。
お屋敷にはつきもののwalled gardenも勿論あります。レンガの建物は厩。
ここはお花だけ。先回はここのお花がお屋敷のあちこちに飾ってあったけど、今回はなかったな。
野菜畑は壁の外。
雰囲気のあるコーナーのピンクの花はジャパニーズ・アネモネ。
広い芝生エリアの半円形の白い建物は温室兼休憩室。
中にテーブルや椅子。
建物の後ろはナショナル・トラストのエリアで、木の遊び道具やピクニック用ベンチ等。彼方にお屋敷が見えるベスト位置ですが、もちろん休憩はせず、ひたすら歩き続けます。
お庭のあちこちに白い牛が百頭くらいはいたでしょうか。
お屋敷の後ろ姿。
時折陽が差すお天気で、20度くらい。
以下は誰でも入れるエリアです。
カフェになってる厩でサンドイッチの軽食を頂きました。
もちろん池もあって、白鳥等の水鳥が。
広い芝生の庭は周辺の住民の憩いの場所ですが、M4という高速道路の隣なので、場所によってはとてもうるさいのが残念。
会員になったからには、これからナショナル・トラストに機会を見つけて行くわけですが、この二日後に車で遠出して、ここよりずっと展示の範囲が大きい屋敷とお庭に行ってきました。