<10th Sept Fri>
テニスのUSオープンでイギリス人(父はルーマニア人、母はチャイニーズだけど)で18歳のエマちゃんがなんと決勝進出! と珍しく明るいニュースに沸くイギリスです。
私は今日はプロムスに行ってきましたが、これもバッハ、先日のWigmore Hallもバッハ、ラジオで聴いた昨日のプロムスのバッハと、バッハ漬け。
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連ちゃんでWigmore Hallに行った2番目のコンサートは9月6日。
ボンド・ストリート駅から近くて便利なウィグモア・ホール(茶色い四角い車がいる辺り)。あらためて見ると美しい建物が並んでるじゃないの。
久し振りのかまぼこ型ホール。中に入るだけで感激。
どうしても行きたいわけではなかったけど、今回からメンバーもやっと席を選べるようになり、このコンサートも最前列が空いてたのでついポチってしまいましたが、素晴らしかったので、行って良かったです。
ロンドン・ヘンデル・プレイヤーズによるバッハの世俗的カンタータ3曲。宗教的ではないので辛気臭くないし、コロコロ声ころがしもたくさんあり、軽やかで明るく華やかで、時にジャズっぽくて、バッハってやっぱり良いわ~。
ここでこんなにたくさんの出演アーチストを見るのは初めてです。人数多過ぎて舞台の下にまではみ出てましたもん。ほとんどの観客はマスクしてますが、歌手たちは舞台前ぎりぎりに立って、最前列の私にきっと唾が飛んだに違いない・・。
ソプラノのジュリア・ドイル(短髪に青いドレス)がめっけものでした。澄んだ美声で、華やかで切れ味よく、最初歌い終わった時に皆がおお~っとどよめいたのがわかりました。私もつい隣の爺さんと顔を見合わせて
これを選んだきっかけはカウンター・テナーのティム・ミードで、好調だったのに出番が少なかったけど、ジュリア嬢を聞けただけで行った甲斐がありました。まだコンサート復帰は始まったばかりで、久し振りに生でかぶりつきで浴びるように音を体で感じるのが嬉しくてたまりません。長いロックダウン中は動画で満足してたけど、やっぱり違う。
はみ出た奏者たち。古いトランペットとティンパニ。
女性メンバーは青か緑系で統一。
明後日またWigmore Hallに行きます。そして来週はいよいよROHがスタート。