<24th Oct Sun>
ウィグモア・ホールのランチタイム・コンサートの後でシティに行ったら、Liverpool Street駅近くは凄い人出。日曜日の金融街はゴーストタウンだと思ってたけど、巨大イタリア食材店Eatalyが半年前に出来て様変わりしたのかも。丸亀うどんも混んでてギブアップ。私が長年働いてた所とは同じとは思えなくて妙な気分。
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で、今日はどんなのに行ってたかと言うと、ウィグモア・ホールで毎週日曜日にやってる11時半スタートの一律16ポンドで終演後にコーヒーが付く短いコンサート(行列するの嫌だから頂きませんでしたが)。滅多に行かないけど、今日は7年前にBBC Young Musician of the Yearのコンペで優勝した時に好印象だった25歳の英国人ピアニストだったので、トーチャンと行ってみました。
24日に行った月曜日のランチタイム・コンサートと比べるとうんと混んでたのは日曜日のせいでしょうか、最前列が買えなくて、2列目。
アンコールはおそらくシューベルト。
バッハ、ラモー、ハイドン、ラフマニノフ、リスト、ラヴェルと言うごった煮でしたが、ここ数日ちょくちょく配信で観たショパン・コンクールとは違い、色々聴けたし、なによりも、やはり生演奏は良いものだと実感。
最初のバッハは重くて音もどんよりだったので、「うわ、こりゃあかんわ」とがっかりでしたが、段々音がクリアになり、ハイドンは軽やかで素晴らしかった。リスト編曲のトリスタンとイゾルデも良かったけど、圧巻は最後のラヴェル。
このワルツという曲は知らなかったけど、元々はバレエ用でオーケストラ版やピアノ2台版もある中、やっぱりピアノのソロが一番難しそうで、「うわ~~っ、凄~い」と息継ぐ余裕もない度肝を抜く超技巧曲。10分強をもの凄いスピードで弾きまくったマーティン君には皆びっくりしてやんやの喝采。こんな難曲を勝負曲としてマスターしたのはあっぱれ
↓マーティン君は最初から飛ばして、この映像よりも早く、まるでずっとジェットコースター状態でした。
明日は映画Duneを観にいきます。ムスメが関わってブダペストに出稼ぎした作品で、コロナで封切がうんと遅れてたのがやっと観られるので、それだけでも嬉しいです。