<10 Nov Wed>
今日はフリーメイソンの華麗なホールでのパイプオルガン・コンサートに。トーチャンがパイプオルガン好きなので。
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11月7日はトーチャンとサウスバンクへ。 小さい写真はクリックで拡大します。
ロンドンアイからも近く、すでにクリスマス飾りもされてます。
恒例のwinter marketが始まってましたが、まだ出店数が少なく、ほとんど食べ物屋さんですが、盛り上がってませんでした。ここでなにか食べようと思ってたのに、その気にならず、お腹をすかせてコンサートへ。
今夜のコンサートは、大きなロイヤル・フェスティバル・ホールではなく、その隣のこじんまりしたクィーン・エリザベス・ホールでしたが、ロビーの照明がカラフル過ぎて、落ち着きません
いつも裸足だそうです
日独ハーフの33歳で、ドイツ人の父親と日本人の母親2年前に多発性硬化症(1987年にチェロ奏者ジャクリーヌ・ジュプレが42歳で死亡したのと同じ)と公表。心配でしたが、この日は元気に演奏してくれました。
このコンサートのタイトルであるExhoes Of LifeはCDにもなってるプロジェクトで、ショパンのプレリュード24曲の間に現代曲6曲をあちこちに挟んで65分で演奏するというもので、 「えっ!、どういうこと?」、と怪訝に思いましたが、彼女がショパンのこの曲は現代風だと演奏前に流暢な英語で(椅子に胡坐かいて)熱心に説明してくれたように、不思議なほど違和感なく進みました。テクニックは素晴らしく、音色も浮ついたところがなく美しくてパワフルで、訴えるものもありました。
もう一つの大きな特徴はピアノの後ろの大きなスクリーンで、これでずっと映像を映してました。どんなデザインかは↑Youtubeでご覧下さい。映像はデザインした人が演奏に合わせて生で操作していたようで、彼女も気になったのか時々見てました。
映像の有無は好みでしょうが、気に入ったのもあったものの、これならないほうがと思ったものもあり、コンセプトとしては、無くてもいいかな/無いほうがいいかな、というのが私の意見。私はかぶりつきの私は彼女の演奏を見てるだけで充分だったし。
スタンディング・オベーションの後はまたしばらくトークをしてくれて、このプロジェクトを生でやるのはこれが初回だったそうですが、上手くいってとても嬉しそうでした。
彼女を生で聴いたのは初めて、いつか聴いてみたいと思ってましたが、このショパンをずたずたにしてしまうかもしれない内容を知ってたら切符買わなかったかもしれませが、行ってよかったです。
帰りはテムズ川を渡って帰宅。良いコンサートを聴いたあとのこの眺めが好き。