<6th Feb Sun>
昨日のエリザベス女王の即位70周年記念で、皆が驚いた例のない爆弾声明がありました。 将来チャールズ皇太子が国王に即位した時にカミラ夫人には「王妃(クイーン・コンソート)」になって欲しいと。
チャールズ皇太子が国王になる時にカミラ夫人のタイトルが一体どうなるのかは国民の関心事で、意見も分かれていました。ダイアナ妃を不幸にして死に至らせたのもカミラ夫人の存在だったわけですから、2005年に再婚した時も、国民感情を考慮して、バッキンガム宮殿は皇太子の即位後に夫人は『プリンセス・コンソート』と称される予定だと発表。 でも、チャールズ皇太子が彼女をクィーンにしたい意向は明らかで、カミラ夫人自身は複雑な気持ちだったと察します。
もし私がどちらか投票しろと命じられたら、頭では「嫌われてたのに大変な努力で女王様にも気に入れられるようになったのは凄いし、きっと良い人なのでしょう。不安視されてる国王チャールズにとっては奥方がクィーンになる方が形としても理想的だし」、と思うのですが、「でも、国民的アイドルだったダイアナ妃を苦しめた罪は重いから、一歩下がったタイトルが相応しいかも」という気持ちもありました。
それが今回、女王様の願いを知って感動し、ふっきれました。ありがとうございました。
彼女がどん底から努力で這い上がった姿は賞賛に値するもので、不倫という形にはなってしまったけれど、長年の困難を乗り越えた二人の一途なロマンスも心温まるわけで、国王が幸せでないと障害も生じるし国民も困るわけですから、カミラ夫人には堂々と更に頑張って頂きたいものです。
ロックダウン中に女王様とカミラ夫人が参加された映像ミーティングで、女王様が明るい笑顔で嬉しそうに「ハロー、カミラ」と呼び掛けたのを聞いた時は、「まさか、こんな時が来るなんて・・。」と妙に印象に残ったのを思い出しました。
というわけで、色々な意見があるとは思いますが、私としてはすっきり爽快な気分です。