<21st Sept Fri>
昨日は、日本からいらしてる吉地恵さん(→こちら )という指ヨガの先生に手をマッサージして頂いて気持ち良かったです。しかし、もちろん大いに効果はあるのでしょうが、指を丹念に揉むだけで、腰痛、肩こり、冷え性、便秘からイライラまで治ってしまうというのはあまりに虫が良すぎるではなかろうかと思うので、地道にジムで泳いだり走ったりは続けますが、自分で指をモミモミするのは痛気持ち良いので、これからは文字通り手が空いてる時はいそいそ励みましょう。
久し振りのオペラ記事ですが、暗いニュースですみません。
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2ケ月近いROH閉鎖期も終わり、やっと来週月曜日から新シーズンがリングサイクルでパーッと華やかに始まります
私は仕事が忙しくて最初のサイクルは無理なので、切符が買ってあるのは10月中旬からスタートするサイクル3なんですが、それでもなんとなくワクワクして、やっとオペラ気分になりそうな気がしてた矢先、
なんと、
のっけから、というか、まだ始まってもいないのに、すでに大物歌手のキャンセルが相次ぎ、先が思いやられるスタートとなりました。先シーズンの呪いがまだ解けてないのか、はたまた、なにかROHに根本的な問題でもあるのでしょうか?
まず、来年7月のプッチーニの「つばめLa Rondine」からヴィットリオ・グリゴーロが降板(→こちら )。
どうもグリゴーロはこの時期ダブルブッキングをしていたとかいう話をだいぶ前に聞いた記憶があるので実は驚いてはいないのですが、代役があのぱっとしないチャールズ・カステルノーヴォと発表されてはガックリです
聴いたことがなくて「もしかしたら素晴らしいかもしれないテノール」という希望が少しでも持てるのであればまだしも、カステルノーヴォじゃねえ、駄目だこりゃ・・・ 彼は、コジ・ファン・トゥッテではそんな悪くなかったし、テクニックはなかなかなんですが、声自体に魅力が全くないの。
で、
このグリゴーロ降板は切符発売前だし、まだ許してあげようかという気にもなるけど、
もっと失望したのは、3月のラ・ボエームのバーバラ・フリットリがキャンセルしたことで(→こちら )、
フリットリは、今年6月の例のゲオルギュー&アラーニャのいちゃいちゃボエーム(→こちら )に最初に出る予定だったのに、ヨリを戻したお騒がせ夫婦が「僕たちの出会いの20年祝いだよ~」とか言って二人揃って出ることになった結果追い出された形になったんだろうと想像しますが、来年3月に同じ役で出てくれるということで、「よかった~、怒ってなくて」と私は胸をなでおろしたものです。
そして、なんせ彼女がROHに出るのは、4年前のフィガロの結婚以来、実に5年ぶりなので、それはそれは楽しみにしてたんです。嗚呼、それなのに、それなのに・・・
代役は、ミミを歌える若いソプラノはたくさんいるだろうに、お手軽に他の日に出てるヒルダ・ゲルツマーヴァで、彼女は下手じゃないけど、すでにこの役で聴いてるし、他のキャストの日にも聴く予定なので、「ちぇっ、又か、つまんねえの」って感じです。数年前のオネーギンは素晴らしかったけど、ミミは不向き。
(この3月のラ・ボエームにグリゴーロはちゃんと出るんでしょうね!)
じゃあ、
代役が全く未知の歌手なら楽しみにできていいかと言うと、そうは思えない場合もあるわけで、
Robert le diableから出産のためにかなり前に降りたディアナ・ダムラウの代役がいつのまにか発表になってて(→こちら )、それが全く聴いたこともない人なので、これはこれで不安が募ります。ダムラウに比べたら誰だって下手だけど、Jennifer Rowleyって一体誰?
このオペラは聴いたことがないので楽しみだけど、あのベース顔が見苦しいマリーナ・ポプラフスカヤはいつものように皆勤賞だろうし、うまくいかないものです。
ったく、オペラって、生モノである歌手に振り回されてヒヤヒヤしっぱなしだから嫌だわ
しかも、直前の体調不良は仕方ないけど、こういう降り方された怒りはどこにもっていけばいいのだ
仕事で疲れてる上に、連続キャンセルでがっくりして、歌手の写真を見繕ってアップする元気すらないので写真なしで失礼します(明日になれば回復して貼れるるかもしれませんけど)。
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