<22nd Mar Tue>
カリブ海公式訪問中のウィリアム王子夫妻。なにを着ても様になる体型のケイト妃、着る人を選ぶ赤いドレスも着こなして、さすが。
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3月18日、グリーンパークやSt. James Park、官庁街で花見(→こちら)してから、English National Operaでモーツァルトのオペラを観ました。
トラファルガー広場に近いコロシアム劇場には巨大なウクライナ国旗。この翌日はウクライナ支援のバレエ・ガラが行われることになってました。
数あるロンドンの劇場の中でも、ここは特に美しいと思います。オペラを全部英語に翻訳してしまうのが嫌なので、滅多に来ませんけど。
切符の売れ行きが悪いオペラは、当日にストールが大幅ダンピングされる日もあるので、それを狙っていたのですが、評判の良いプロダクションのようで、それは諦めて、トーチャンも行きたいと言うし、一番上のバルコニー席にしました。今までそこに何度も座ったことがありますが、今回なぜかやけに声が遠くに聞こえたので後悔しましたが。
Karem Hasan Conductor/Phelim McDermott Director/Tom Pye Set Designer/Laura Hopkins Costume Designer/Paule Constable Lighting Designer/Jeremy Sams Translator
生で聴いたことはないけどYoutubeで聴いたら良かったサモア人テノールのアミタイ・パティが目的でしたが、彼は期待通りの甘い声でなかなか良かったので、他の人は特にどうってことない上に声もよく聞こえなかったけど、よしとしましょう。こんな席で30ポンドは高いけど(その点、ROHはうんと安い席もあるのがありがたい)。
英語翻訳じゃなくて原語の方が音楽に合ってて良いのですが、モーツァルトの音楽の素晴らしさがその点を充分カバーしたかな。時々拒絶反応が出たけど。
パフォーマンスと音響はいまいちでも、1950年代のアメリカのコーニー・アイランドの遊園地とサーカスを舞台にしたプロダクションは、キラキラとカラフルで可愛くて動きがあって(ほどんどの物が車輪付き)、素晴らしかったので、行った甲斐がありました。
もっと上の席にしないと、手すりが邪魔。知らなかったのだけど、ここもカーテンコール写真オーケーに変わったので、立てば良かった。