<13th Jun Mon>
迷った末にサムソンとデリラの3回目に。上の安い席から見下ろすとまた違う発見もあり。
ウィンザー城のガーター勲章のセレモニーに96歳の女王様もご出席。頼りになる二人の嫁。
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6月1日(リハーサル)と4日マチネでメキシコ人作家ラウラ・エスキヴェルの小説「赤い薔薇ソースの伝説」を基にした新作バレエを観ました。
映画にもなってて、ストーリーはそのメキシコ映画のウィキでご覧下さいですが(→こちら)、母親の反対で結婚できなかったカップルが20年後に結ばれるが男は腹上死、女は焼死という情熱的なお話。それをどうやってバレエにするかと言うのがポイントなのでしょうが、2回観たうち1回目は結構ややこしいストーリーをよく理解してなかったのでなんだかよくわからず、2回目でやっとなるほどと。バレエは門外漢である私は振付等についてあれこれ言えませんが、同じ振付師と音楽家のコンビのアリスに似た感じで、メキシコの雰囲気を出したセットは美しかったし、音楽が素晴らしかったので、そこそこ楽しめました。4ツ星評価がほとんどだったそうですから、成功と言えるでしょう。
英国ロイヤルバレエは演技を重視するので、こういうストーリー性の高いものは得意で、ダンサーたちの熱い演技も充分評価できますが、私の好みではないかもで、クラシックでもモダンでも身体能力をフルに発揮してくるくるぴょんぴょんするバレエに感動するみたい。
3つのうち2チームで観て、リハーサルは本気出さない人もいるかもしれないのでそれで評価するのはフェアではないですが、私が観た中では、Aチーム(サンベ君、フランチェスカ、モレラ)よりもBチーム(セザール、ヤスミン、フミさん)の方が好きです。一番印象的だったのは鬼気迫るお母さん役のフミさんで、踊りはもちろん演技面も凄い
Mama Elena LAURA MORERA
Rosaura MAYARA MAGRI
Gertrudis ANNA ROSE O’SULLIVAN
Pedro MARCELINO SAMBÉ
Dr John Brown MATTHEW BALL
Nacha CHRISTINA ARESTIS
Juan Alejandrez CESAR CORRALES
Don Pasqual GARY AVIS
Chencha ISABELLA GASPARINI