アンジェラ・ゲオルギューの来年5月のコンサートの切符が今日、サウスバンクの会員向けに発売開始になりました。
詳細はサウスバンクのサイト(→こちら )でご覧下さいですが、情報はやけに少なくて、2013年5月10日にロイヤル・フェスティバル・ホールで伴奏はロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラ、という以外は何も決まってないようで、指揮者もわからず、共演のテノールも誰なんだよ~?という有様(私にはこれが重要)。もちろん曲目など一切発表無し。
切符代はというと、これが、オケ演奏でうんと水増しするに決まってるのに、なんと一番高い席が90ポンドというぼったくり!
最近、かのチェチリア・バルトリでもバービカンで高額なために切符が余っているという事実を知らないのでしょうか? それとも、「私はロンドンでしょっちゅう歌ってるから、チェチリアより人気があるのよ。だから私の方が切符が高くても当たり前でしょ」、という自信があるのでしょうか?
あまり出過ぎると、「もう、歌う前からどういうことになるかわかってるから面白くないよね~」、ということになってしまうんじゃないですかね~?、アンジェラさん。実際、私は主にその理由で今回はパスすることにしました。開始時間ぴったりに覗きに行ったのに、すでに最前列の良い席(60ポンド)は売れてしまってたってこともありますが。
「あら、椿姫さん、今度は来てくれないの? 前回よりもっとあっと驚くドレスを着るかもしれないのに」
「そうそう、2年前(→こちら )のあのマーメイド・ドレスはピカピカゴテゴテで凄かったですね。忘れられませんゲロゲロ」
そのアンジェラ嬢は、女王陛下ご夫妻ご臨席の明晩のROHのガラ公演に出てくれる予定ですが(ドレスが楽しみ~)、すでに一人脱落した歌手がいます
エヴァ・マリア・ウエストブルックは、ワルキューレ最終回が終わったらさっさと家に帰りたくなったんでしょうかね? それとも、アンジェラが「ディヴァは私一人で充分よ!」、と言っていじめた?
いずれにしても、華やかなウエストブルック譲が出なくてがっかりです
などと、
歌手にがっかりさせらことはよくあるんですが、今日、ウィグモア・ホールから悲しいお知らせが届いたんです。しくしく
来年3月のマシュー・ポレンザーニのリサイタルで前から2列目の真ん中という抜群の切符をゲットできて凄く嬉しかったのに早々にキャンセルになってしまったんです
アメリカ人なのでNYメトにはしょっちゅう出てるけどロンドンには滅多に来てくれないけどテノールのポレンザーニ、ルックスはぱっとしないけど大好きなのに・・・(今年春のROHドン・ジョバンニのドン・オッタヴィオは凄く良かった(→こちら )。
第一ね、100ポンドもするウィグモア・ホールのサポート・フレンズになった大きな理由の一つがポレンザーニだったのに、ひどいじゃないの、プンプン
連日の悲報には耐えられないから、アラーニャは明日ちゃんと出てよね。オペラもバレエもお好きではなさそうな女王陛下が我慢していらして下さるんだから、ベストを尽くして頑張るように。これ以上一流歌手が抜けたら失礼だしね。
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