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Channel: 着物でオペラ in ロンドン
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チョ・ソンジンのピアノ・リサイタル @Barbican

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<16th Feb Thus>

今週はハーフタームで学校が休みでどこも子供連れで混んでるのであまり出掛けたくないのですが、二人で日本関連のイベントやってるデパートへ。ついでに日本に持ってくお土産のヒントを得るためのお店巡りも。

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2月13日はバービカンのピアノリサイタルに。

満席でしたが、観客のほとんどが若い韓国人韓国というコンサートに行ったのは初めて。辻井伸行さんや野田秀樹さんがほとんど日本人で埋まるようなもので、普段コンサートには行かない人も自国で有名な人には押し寄せるのでしょう。

私たちはもちろん最前列で、白髪のトーチャンが既に座ってるでしょ。でも、なぜかピアノの位置がいつもより右寄りで、ちょっと斜め後ろの席を買った筈なのに顔はほとんど見えず。手は見えたからいいのですが、切符選びに大事な要素なのに勝手に変えないで欲しいですむかっ

↑↓ この二枚は新たに買ったiPhone13の写真。私がいつものカメラで撮る隣でスマホで撮ってくれましたが、うん、なかなか良いではないのチョキ

 

 

 

28歳のチョ・ソンジンは1985年のショパン・コンクールで優勝した韓国人で、プロフィール写真とは全く印象の違う小柄でほっそりして、まるで少年のようでした。

初めて聴いたのですが、いやー、素晴らしい演奏でした拍手。鍵盤の上で手は上下にあまり動かないのに力強くて正確で音色もとてつもなく美しく、いや、この人凄~いびっくり どれも良かったのですが、ヘンデルをピアノで聴く機会は少ないので嬉しかったです。スタンディング・オベーションにはならなかったけど、舞台も客席も韓国パワーに溢れてました。

 

 

アンコールは優しい感じのヘンデルを一曲。

 

 

ブーケ1ここでは珍しい花束は、きっと韓国人ファンからでしょうね。そりゃ誇らしいでしょう。

 

バービカンは住居も含む複合ビルで、左の建物にコンサート・ホールとちょっと前までトトロやってたシアターがあります。図書館やレストランもあり、隣は音楽学校。

 

日本自国のアーチスト応援ということでは、7月10日から5夜連続ののWigmore Hallの藤田真央君の客席を埋めてあげましょう。既に一般販売も始まってて、今なら良い席買えますよ。

 


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