<17th Sept Sat>
今日はネトフリはなるべく観ないで、色々溜まってることを片付けよう。たまにはそういう日もないとね。まずは一週間以上も経ってしまったリングのリハーサル記事を。
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ロンドンの音楽シーズンの幕開けは9月9日のラインの黄金のドレス・リハーサル。ワーグナーのリングの新プロダクションはどこのオペラハウスにとっても一大イベントですが、ROHでも久し振りにそれが実現したわけですから、期待と不安が高まります。切符代も一気に上がって、リング価格の最高はなんと325ポンド。私とトーチャンが座ったアンフィシアターの前から4列目は33ポンドでしたが、本番では150ポンド以上でしょう。
休憩なしの2時間20分、パッパーノ大将の指揮のオケ演奏が素晴らしいのは当然でしたが、歌手も皆さん上手で、素晴らしいパフォーマンスでした。ヴォータンのクリストファー・マルトマンが上手なのは誰でも知ってて期待通りでしたが、テノール好きの私にとって一番大切なローゲ役で初めて聴く42歳のスリランカ系アメリカ人ショーン・パニッカーが歌もルックスも凄く良くて大満足。
どんなヘンテコなんだろうと心配だったバリー・コスキーの演出もすっきりして美しく、焼け焦げた大木のような巨大なモノをあれこれ変化を持たせて上手に工夫。後半なにもなくなった舞台に舞い落ちる大量のカラフルな紙吹雪の美しかったこと。
終った途端の大歓声も当然で、素晴らしいシーズン開幕になりました。後の三つが楽しみ。尚、11日の初日に行った友人の話だと、ほんと少し演出家に対するブーイングもあったそうで、それはきっとエルダ役(歌だけで舞台には出ず)の老婆(82歳の女優)が醜い全裸(まさか本物ではないでしょうが)歩き回るのに対してだったかと(私もここが嫌いでした)。
5ツ星が当然出ると思ったのに、私が見つけた限りでは4ツ星オンパレードだったのは意外。
The Telegraph ★★★★ Bachtrack ★★★★ The Times ★★★★ The Guardian ★★★★ The Evening Standard ★★★★
もう一回分切符買ってありますが、行くかどうかは未定。
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Director BARRIE KOSKY/Set Designer RUFUS DIDWISZUS/Costume Designer VICTORIA BEHR/Lighting Designer ALESSANDRO CARLETTI
Conductor ANTONIO PAPPANO
Wotan CHRISTOPHER MALTMAN
Alberich CHRISTOPHER PURVES
Loge SEAN PANIKKAR
Fricka MARINA PRUDENSKAYA
Freia KIANDRA HOWARTH
Voice of Erda WIEBKE LEHMKUHL
Donner KOSTAS SMORIGINAS
Froh RODRICK DIXON
Mime BRENTON RYAN
Fasolt INSUNG SIM
Fafner SOLOMAN HOWARD
Woglinde KATHARINA KONRADI
Wellgunde NIAMH O’SULLIVAN
Flosshilde MARVIC MONREAL
Erda ROSE KNOX-PEEBLES
Actors ÁLVARO CLEMENTE, ROHAN JENKIN,
ROSY SANDERS