<21st Dec Thus>
今日は今年最後の着物お出掛け。有名ホテルでディナーして、ゴージャスなクリスマス気分を堪能しました。
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12月15日はフンパーディンクのヘンゼルとグレーテルのリハーサル。リハーサル切符はROH会員の特典で、安いのはありがたいですがリターンできないのが不便。私だけなら本番の立見にしますが、観たいけど立見は嫌だとぬかすトーチャンのためにこのリハチケ買いました(たしかに立見は背が高い人には観難いので気持ちはわかります)。
先回は5年前のクリスマス時期で、子供が沢山来てたので私が怒って、こんなの子供には残酷だし(子供向けの本格オペラは存在しません。「魔笛」に時々いますが可哀相です)、百歩譲って子供に観せたかったら英語にしろ、と書いたのですが(→こちら)、今回は本当に英語版になってました。ROHは余程でない限り英語にはしないので当日まで気付きませんでしたが、先回観た親が文句言ったのか、それとも折角わかりやすいプロダクションの上にグリム童話のヒロインたちがディズニー映画のような衣装でたくさん出てくるから、これをクリスマスの子供向けと強調して切符を売ろうとしたのでしょうか? その狙いは当たって切符の売れ行きが良いのはよかったねと言いたいですが、複雑な気持ちです。
今回のハイライトのディズニー風キャラたち
Music ENGELBERT HUMPERDINCK/Libretto ADELHEID WETTE/Conductor MARK WIGGLESWORTH/Director and Designer ANTONY MCDONALD/Lighting Designer LUCY CARTER/Movement Director LUCY BURGE/Translation KELLEY ROURKE
Gretel ANNA DEVIN
Hansel ANNA STÉPHANY
Gertrud SUSAN BICKLEY
Peter DARREN JEFFERY
Witch ROSIE ALDRIDGE
Sandman ISABELA DÍAZ
Dew Fairy SARAH DUFRESNE
主役のアナ・デビンとアナ・ステファニーはどちらも好きな歌手で何度も聴いてます。グレーテル役のデビン嬢は調子悪いけど歌いますというアナウンスがありましたが、細くて透き通った声はいつも通り。但し2人とも声量不足だったのはリハーサルだからセーブしてたのかも。
因みに、15年前にプレミエだった以前のプロダクションにはダムラウ、キルヒー、トーマス・アレンという豪華キャストで現代読み替えはしても童話っぽいセットでしたが(→こちら)、その後もう一つあったプロダクションは等身大の子供のマネキンがたくさんぶら下がってグロテスクだったので評判が悪く、一回で捨てられました。その反動で今回のになったのでしょうね。
可愛いお菓子はこれだけ。