<30th Jan Tue>
今日はエレクトラの切符持ってたけどキャンセル。何度も聴きたいオペラじゃないし、リハーサルで観たのでいいことにしよう。
そうなるとネトフリ三昧。日本ドラマ「Eye Love You」の第二話で早くもジャガイモ君が脱いでくれて。2人の30センチの身長差がいいよね。韓国ドラマでは韓国女優は背が高い人が多いので折角男性が長身でも際立たないわけよ。時々日本のドラマも観るけど、中年のキムタクなんて観たくないと思いながら「BG」(ボディガード)をつい観てしまったわ。
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24日から始まったラ・ボエームは3チームで14回もあり、一応全部行くつもりですが、まず24日と27日に行ったピルグ組について。
ロドルフォ役のピルグが上手なのはわかっているわけで、素晴らしかったですが、彼の威厳のある歌唱はこの役にはちょっと立派過ぎるかな。貧乏人の役だしもう少しソフトで甘い声だといいなと言うのが私の好み。最近出てくれたリゴレットの冷酷な伯爵はぴったりだったけど。
ミミ役の知らないソプラノでしたが、Ruzan Mantashyanの素晴らしかったことがこのチームのハイライト。ほっそりした暗い感じの美人というのがミミにうってつけでドラマを盛り上げます。歌も上手。34歳のアルメニア人で、この後はウィーン国立劇場でオネーギンのタチアナをやるとの事で、私が知らなかっただけで、既に第一線で活躍してるのも当然。
他の男性3人で特に抜きん出てる人はいなかったけど、皆さんそこそこ上手で文句なし。
残念だったのはムゼッタで、容姿も歌も芝居も地味過ぎ。この役はぱーっと大袈裟で派手にやらないと。その点、降板したダニエル・デ・ニース(好きではないけど)ならきっとその通りにやってくれたでしょうに。
というわけで、聞き飽きたオペラも歌手が良いと聞き応えあり。