<1st July Mon>
6月はオペラやコンサートに沢山行って、外食や着物お出掛けも多く、充実してました。コロナ感染で少し苦しみましたが。天皇陛下御訪英時よりは涼しくなって、今日からウィンブルドンテニスも始まりました。これが始まると最初にイギリスに来た時のことを思い出すのですが、今年で45年。
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一昨日からオランダのレイネさんが我が家にお泊りで、あれこれご一緒して楽しんでますが、まず昨日はバービカンに着物で。
レイネさんは小豆色の光沢のある素敵な単衣、私は実家の母が縫ってくれた明石縮。
我が家の紫陽花が満開。
レイネさんの南蛮船の帯が目を引きます。私は夏献上。
帯留めシリーズ6回目は、金とガラスのブローチ。
良いお天気のバービカン。午後4時開演のコンサート・オペラの前に皆さん日光浴。
池の一番向こうの噴水の近くに蓮の花がたくさん植えられてるので、あそこまで行ってみましょう。
ちょっと前に現れたPurple Hibiscusというタイトルの巨大な布のラッピング(Ibrahim Mahama作)の前で写真撮ってから、池の方に行ってみたら、
なんと、日向ぼっこするイエスティン君(カウンターテナーのIestyn Davies)をレイネさんが発見。背中向いて座ってたのによくわかったものですが、実は私たちは彼に偶然にばったり会うことがよくあって、今回も色んな偶然が重なって、こうして会えたのでした。トーチャンも一緒だったのでカメラマンもいて便利だったし。出待ちできないバービカンでは会うのは無理だと諦めてたので、嬉しかったです。
蓮の大群、まだほとんど咲いてないですが、いっぺんに花開いたら綺麗でしょうね。
「写真撮るなら帯締めを直さなくちゃだから、ちょっと待ってよ、トーチャン」。
私たちはきっと目立ってたでしょうが、カジュアルな服装の彼が今日の主役カウンターテナーだとわかった人がどれだけいたでしょう?
イエスティン君がタイトルロールのヘンデルのオルランドというバロック・オペラのコンサート形式のコンサートで、さっき会った時に「又今日もかぶりつき席なの?」とイエスティン君に聞かれましたが、いえ、今回は少し後ろで完璧に見えて字幕も見易いH列にしました。とても良いコンサートで、これが一番の目的だったレイネさんに喜んで頂けました。