<6th Feb Wed> 写真はクリックで拡大します
1月11日にロイヤル・フェスティバル・ホールで舞台のジョセフ・カレヤ(テノール)からシャンペンもらった幸せな事件(→こちら )からまだ1ケ月も経ってないというのに、なんと、今夜、また同じようなことが起こりました
花形メゾソプラノのジョイス・ディドナートのバロック・コンサートがバービカンであったのですが、アンコールを歌うのに花束が邪魔になったディドナートが、私に手渡しでプレゼントしてくれたんです
最前列でしたがど真ん中ではなく、彼女から最も近い席から2、3人目だったのですが、真ん中あたりは6、7人男性ばかりだったので、一番近い女性ということで、ヴィヴィアン・ウエストウッドのゴージャスなドレスの彼女が私のところまで来てくれました。
しかし、この席にはしょっちゅう着物で座るのに、今日会社帰りの洋服だったのが残念。昨夜ウィグモア・ホールに着物で行ったばかりで支度できなかったし、たとえ週末から準備できたとしても今日は仕事がめちゃくちゃ忙しいのはわかっていたのでとても無理でした。
でも、もし着物だったら、「あ、あいつはきっとカレヤからシャンペンもらったのと同じキモノ女だ。ったく、図々しい」、ってやっかむ人もいるかもしれないので、洋服でよかったかも・・・
しかし、一生懸命働いた今日の私に、これ以上のご褒美はなかったでしょう。
今日は昼休みも取らず7時ちょい前まで必死で働いて、歩いて10分ちょっとのバービカンまで歩き、何も食べる時間もなかったので空腹と疲労でへろへろだったんです
それが、素晴らしい音楽を聴けて、「そう、こういう時こそこういう楽しみが必要だわ」、と救われたところに、更にこの幸運!
ディドナートがアンコール2、3曲(興奮して覚えてない)歌っている間、バラと百合の香りで更に幸せな気分になれました。
実はこのコンサート、最初に切符を買いそびれてしまい、一年間ずっと「良い席がリターンされたら行こう」と思って時々チェックしていたのですが、諦めてオペラ(オネーギン2回目)に行くことにしてたところ、3日前に行けなくなった友人から降ってきたもので、そこからしてすでにラッキー
かぐわしい花の香りと満天の星を見上げながら、しみじみと幸せに浸ったことでした。
しばらく大変だった仕事も今日で一段落してやれやれだし、明日からはムスメがまた泊りがけで遊びに来てくれて、金曜は休暇取って二人で遊びに行くのも楽しみ
まだ蕾の百合の花も、もうすぐ美しく開いてくれるでしょうしね。
ほんとに今年はラッキーかも。還暦万歳
(コンサートのことは又あらためて)
人気ブログランキングへ