<12th Sept Thus>
ブダペストのことを書く前に、とにかく日本のんびり旅行を終えてしまいましょう。暖房も入ってすっかり秋の気配のロンドンであの暑さを懐かしみながら・・。
-----------------------------------------
昨日は高崎の友人宅にもう一人の友人と一緒に泊めて頂きましたが、今日は3人で温泉へ。
中華ランチをお腹一杯頂いてから、まだ時間があるのでまずはちょっとドライブしてから。
山のないイングランドに住む私には ギザギザの妙義山はどの角度からも素晴らしい。
地元ではめがね橋と呼ばれている赤レンガの鉄道橋、規模はうんと小さいけど、6月にスコットランドで2つ見たのとそっくりだわ、と思ったら、イギリス人技師の共同設計でした。
では、いざ温泉へ。
と言っても、磯辺温泉は高崎からすぐ近くで、近過ぎて高崎の人は行かないんですって。たしかに、すぐ着いてしまうといまいち旅情が感じられないもんね。
駅前の足湯場 桜や作右衛門(→こちら )
温泉の多い群馬県の中では磯辺温泉は一流とはみなされてないらしいのですが、その分リーズナブルに泊れるのは嬉しいことで、この旅館も高級感はないけどそんなに安っぽくもないのに、3人部屋で一人1万円以下。窓から見える緑と川のせせらぎが心地良かったし。
夕食と朝食を頂いたお部屋と夕食の一部。私にとっては感激の温泉料理
うちの旅館のお風呂は大したことはなかったんですが、近所の温泉旅館2軒のお風呂にも入れるというのがセールスポイントで、中でもこの「舌切きり雀」のお宿である磯辺ガーデン(→こちら )は設えも立派で、素敵なお風呂もいつくかあり、もちろん2軒のお風呂に全部入りました
旅館の浴衣で下駄をカランコロンと温泉街を歩くのも風情ある温泉体験だわ。
------------------------------------------
名古屋に帰るひかり号の座席指定を取ってあったのですが、新幹線ばかりじゃつまらないし時間の余裕もあるので、軽井沢、長野経由で山の景色を楽しみながらゆっくり行きましょう。
しかし、駅弁を食べたら、友人と二人で居眠りしてしまい、残念ながら浅間山以外は見逃しちゃいました (ここに限らず、駅弁食べるとすぐ寝てしまったことが多くて、たくさん乗った新幹線はお昼寝場になったのでした)
先週末も泊った名古屋の激安の第三スターホテルにチェックインし、夕食はブログ仲間の梅さんご夫婦と金山の居酒屋へ(その時の梅さんのブログ→こちら )。
galahadさんも参加して下って、初対面ながらすぐに打解け、お料理も焼酎も美味しくて、最後の会食を楽しみました。ほとんど毎日お酒を飲んでましたが(主にビールと日本酒)、幸い一度も二日酔いにならず、元気にどんどん食べることができて幸せでした。
最低5キロ増は覚悟してたのに、意外や増えたのは3キロだけだったのも嬉しい驚き。胆嚢を切除して消化能力が弱ったせいでしょうか。でも、ブダペスト旅行も終わり、そろそろダイエットに励まないとまずいでしょうねえ。
------------------------------------------
<8月27日(火)>
午前中、ちょっと時間があるけど、どうしようかしら?
などと迷ったりすると、どうしても足が大須に向いてしまい、又来ちゃいました、コメ兵に。
もう荷物の余裕がないので大きなものはか買えないけど、そうだ、お琴のケースにスペースがあるかも。
えーい、単衣の一枚くらいなんとかなるだろうて。折角来たんだから手ぶらで帰るのも口惜しいじゃない?
ということになってしまい、午後の実家での荷似作りで更に苦労しましたが、なんとか押し込めて、さあ、最後の夜を過ごす中部国際空港の中にあるセントレアホテルに向かいましょう。
一人でスーツケースとお琴は運べないので、従兄弟にホテルまで送ってもらったのですが、空港のすぐ近くに、新しくできためんたいパークなるお店が!
明太子だけを売るのにこの大きさは驚きなので、寄ってみたところ、ちょっとした明太子博物館や明太子をパックに詰める作業場を見学できたり、あれこれ試食させてもらったりしました。
シングルルーム9千円と、常滑駅前のホテルの倍だけど、荷物のことを考えたら今日はここに泊るしかないわよね。
窓から伊勢湾の対岸にある四日市も見えたし(私にとっては子供の頃からの懐かしい眺め)、お風呂に洗い場もあったし、快適に過ごせました。
一人で空港内のお店を全部巡り、食べ物をあれこれ買い込んでテレビを観ながら食べました。
-----------------------------------------
<8月28日(水)>
朝10時のルフトハンザ便は、お琴を運ぶのが大変だったけど(お琴用に席がひとつあり、フランクフルトで乗り換える時もずっと担いでいなければならなかった)、窓の外の景色を楽しみながら(時差の都合でずーっと明るい)、全て予定通りうまくいった3週間の日本一人旅を振り返りながら、幸せな気分で帰国(私にとってはイギリスに行くのが帰国)できました。
日本の山は本当に美しいし、空から見下ろす富士山も感動的でした。
今回は一人でのんびり楽しませてもらったけど、次回はトーチャンも連れてってあげたいので、夏ではなく、春か秋に行くつもり。でも、日本の猛暑も、夏が大好きだった子供の頃のことを思い出してなんだか嬉しかったです。
面白がって新幹線に乗りまくったわけではなく、皆さんの都合に合わせたら東と西へ3度づつ行く羽目になったのですが、涼しい車中でちょうど良い休憩タイムになり、暑さでばてずに済みました。
人気ブログランキングへ