<15th Nov Sat> 写真はクリックで拡大
素晴らしい秋晴れ!
やっとパートタイム勤務らしいゆとりのできた私、今日から4連休
行きたい絵画展があるので、その前にまずハイドパークに隣接するケンジントン・ガーデンズを散歩しましょう、ほぼ毎日連休のトーチャンをお供にして。
黄金の葉が穏やかな日差しに輝き、青空に映えて綺麗。
大きな丸池にはたくさんの鳥がいて賑やか。
餌を与える人が現れると、鳥たちが血相変えて先を争うのですが、白鳥だけはゆっくりエレガントに。
ケンジントン宮殿はヴィクトリア女王が生まれた宮殿で、離婚後のダイアナ妃が住み、今はウィリアム王子ファミリーが住んでる一画もあるのですが、一部は博物館として一般公開されてます。
私たちは勿論行ったことがあるのですが、随分前のことだし、「2年半前にリニューアルして凄く変わったから是非どうぞ」、という案内係の客寄せに押し切られて久し振りに入ってみることにしました。入場料は大人16.5ポンド、シニア割引13.75ポンド。観光客でもないのに二人で30ポンド以上も払うのか・・、と思いましたが、時間の余裕も出来たことだし、ロンドン再発見をテーマも悪くないかもしれません。
ここに来るのはダイアナ妃が亡くなった時以来で、この金色の門の前にはお花が山積みとなり、たくさん人はいたけどシーンと静かで、聞えるのは時折すすり泣く声だったっけ
ケイト妃が出産してからはウィリアム王子一家がここに住んでいるんですが、彼らが住んでいるのは鉄柵で囲まれた別棟で、警備も厳重。
オレンジ公ウィリアム、ジョージ一世、ヴィクトリア女王、それぞれの時代そのままに残されている部分と、今の王室の衣装が飾られてる部屋があり、写真撮影はOK。
割と質素ですけどね。体的に見える天井も実は描いてあるだけだし。
でも、リニューアル後の説明の表示は工夫されてわかりやすく、古めかしく感じさせないように頑張ったなと感じ。
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ヴィクトリア女王のウエディングドレスは、すごくちっちゃーい。子供のように小柄だったから。
エリザベス女王の若い時のドレス。細~い! 女王様も小柄だけど、ヴィクトリア女王と比べたらおっき~。
ここは、伝統的なものより、こういう新しいアイテムが楽しい。
宮殿見学を終えて、カフェでランチしようと思ったけどすごく混んでたので諦めて、ヴィクトリア&アルバート・ミュージアムに向かいましょう。
ヴィクトリア女王が早死にしたご主人のアルバート公に捧げた記念碑アルバート・メモリアルと、プロムス等様々なイベントが行われるロイヤル・アルバート・ホール。なんと、トーチャンは10年以上アルバートホールに中に入ったことがないんだって。そう言えば、私は時々来てるけどいつもトーチャン抜きだもんな。ごめん。
V&Aのカフェはもっと混んでたので、結局、野外のカフェで紅茶とケーキで軽く済ませ、本日のメインイベントである中国絵画展へ。特別展なので有料だけど、ケンジントン宮殿同様、シニア割引があり、あらためて「60歳になって良いことばっかり」、と感謝。早くトーチャンも60歳になればいいのに。そしたら、交通費も無料になるし、もっと遠くに二人で遊びに行ける。(あと1年2ケ月)
中国絵画展Masterpieces of Chinese Painting 700-1900 (→こちら )は、大英博物館でやってる浮世絵の春画展(→こちら )とどうしても比べられるわけで、どうも中国の方が評価が高いようなんですが、私はまだ春画展は観てないのでなんとも言えないものの、そりゃ世界中の美術館から借りてきた千年以上に渡る中国の幅広い手法とテーマと比べられたら、春画は分が悪いかも。
撮影禁止なので写真はありませんが(こっそり撮ってた中国人は何人かいたけど)、時代による変化もよくわかり、傑作揃いでなかなか見応えありました。
さて、明日からの3日間はなにをするか決めてないけど、お天気も今日ほど良くないみたいだし、溜まった記事を片付けたりしてのんびりしようかな。この週末にブリュッセル関連を終わらせたいし。