<16th Nov Sat>
テレビ観たりしてたらあっと言う間に一日が終わってしまいそうですが(バレリーナのホラー映画「ブラック・スワン」も初めて観た)、少しだけでもブリュッセル旅行記を前に進めたいですから、今日は手短に美術館のことだけメモっておきましょう。
-------------------------------------------
3泊4日の旅行でしたが、金曜日は午後に到着して街の散策、土曜日は一日中ブルージュ、日曜日は午後3時からオペラ、と博物館や美術館に行ける時間はほとんどなく、ブリュッセルには勿論いくつかあるのですが、全て月曜日が休館日のようなので(ヨーロッパ大陸は月曜日休みが多いよね)、日曜の午前中にひとつだけしか行けませんでした。
一つだけなら、やはり王立美術館Musees Royaux des Beaux-Artsでしょう
ブリュッセルの見所は真ん中にまとまっているのがありがたいのですが、ここもグラン・プラスから歩いてちょっと。隣のルネ・マグリット美術館とは地下でつながっていて共通券も買えますが、そっちまで観る時間ないし、近くの楽器博物館にも興味あったけど、それらは又の機会に行ってみましょう。
広い館内は、クラシックな雰囲気だけど明るくて開放的。
ベルギーらしい展示という点では、ブリューゲル(1525/1530頃ー1569→こちら )とメムリンク(1435頃-1494 こちら )。
←
でも、一番有名なのはフランス革命家の暗殺を描いたダヴィッドの「マラーの死」(→こちら )でしょう。
フラッシュを炊かなければ写真はOKでした。クリックで拡大してご覧下さい。
私のお気に入りは、ボッシュ(1450頃-1516 →こちら
)。
「聖アントニウスの誘惑」の扉絵と、もう一枚(題名わからず)の2枚だけでしたが、こんなシュールな絵が500年も前に描かれたなんて驚きで、時を超越した絵は長い間観てても飽きません。
ユーモラスな不思議な生き物もたくさん出てきて、意味がわかったらもっと面白いでしょうから、画集があったら買ってみよ。
トーチャンが写真を撮った唯一の絵はこちらで、Bonnecroy(1618?-1665)が描いたとても細かいタッチのブリュッセルの街。城壁の様子がよくわかります。
で、この美術館には20世紀の絵画もたくさんある筈なんだけど何故か見つからず、モダンアートも一部屋しか入れなかったので、一部閉鎖されていたのでしょうか? どうせこの日はこれ以上観てる時間がなかったのでいいんですけどね。
というわけで、芸術面にはほんのちょっとしか触れただけなのが残念ですが、それは又いつか、冬場にオペラを観に行く時にでもゆっくりと。
あと残すはアトミウムだけ。明日できるといいけど。