<16th Jan Thus>
今日は木曜日だったのか。会社に行かないと曜日の感覚がなくなるし、結局家でごろごろして一日が過ぎてしまったわ。「着物でランチ」記事が続いて恐縮ですが、有閑マダム気分を味えるのが新鮮で、ついはしゃいでしまうわけです。
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前日のサボイホテルに続き、1月13日の月曜日はウィンブルドンにある元貴族のお屋敷に着物で行き、友人3人でランチしました。
カニザロ・ハウスCannizaro House(→こちら )は、シチリア出身のカニザロ伯爵によって19世紀に建てられ、ヘンリー・ジェイムスやオスカー・ワイルドも滞在したことがあるというかつての社交の場。1980年代に瀟洒なホテル(今は部屋数46)になり、広いお庭付きですが、目の前にウィンブルドン・コモンという公園もあり、ゆったりとした緑に囲まれた素敵な環境です
先日行ったリッチモンドもそうですが、ロンドンの南の郊外って、北西の我が家とは違い、ほんとに良い雰囲気なので羨ましい限り。
近くのお住まいの方が車で連れてって下さったのですが、まずは宿泊者でなくても入れる所を見学。
イタリア人によって建てられただけあって、素朴なイギリスのカントリーハウスとは違う色気のある雰囲気ですね。
最近出来たオランジェリーで朝食やランチが頂けますが、お屋敷を後ろから眺めると、そこだけモダンなガラス張りでちょっと違和感もあるかな・・。
アヒルの泳ぐ池までお散歩した後、レストランに向かいます。
シャンデリアのあるグレーのシックなお部屋で頂くこともできるのですが、
こんなお天気の良い日は、明るい日差しが眩しいガラスのテラス席にしましょう。
お庭の緑がきれい! 犬が数匹、楽しそうに走り回ってたのも絵になる風景で、月曜日なので空いてたし、とても贅沢で気持ちのよいランチでした。
他の方がお酒を飲まない時は私もお水で。 前菜の雉(キジ)サラダが陽光の中でさらに美味しそうに見えるでしょ。実際に美味しかったし。
メインは魚。なんだったか忘れたけど。フルーツ添えのパンナコットはぷりんぷりん。
この後、案内して下さった友人のお宅にお邪魔して、お茶を頂きながら、着物についてもあれこれ説明し、実際に着付けを見て頂きました。今日はそのために着物着てきたんですが、これで着物仲間が増えるといいな。
椿柄の赤い着物は数年前に、今は故人となられた方が「椿姫さんに椿の着物を」と仰って譲って下さった形見の一枚ですが、そう言えば、その方のウィンブルドンのお宅で頂いた着物ですから、私が意識してそうしたわけではないのに懐かしい街に戻ってきたというわけですね。正月らしい柄のオリーブ色の帯を合わせてみました。久し振りに髪もアップにして。
今年に入って2週間以内に5回目の着物お出掛けって、我ながらようやると思います。
明日もオペラハウスに着物で行くつもりですしね
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