<20th Jan Mon>
5連休でゆったりできましたが、明日からは仕事。今夜はバレエ(ジゼル)をトーチャンと観に行きますが、その前にちょっとだけロンドン観光しましょうかね。一昨日もロンドン観光客して楽しかったですから。
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1月18日のトーチャンの誕生日、夜はムスメたちとレストランに行きましたが(→こちら )、それまで家でごろごろしてるのも可哀相なので、二人で久し振りにグリニッジに行ってみました。
世界遺産にもなってるMaritime Greenwichについては日本語ウィキ(→こちら )でご覧下さい。
まずは有名なカティ・サーク号を外から見学。火災でダメージを受けた後2012年に復興修理が完了しましたが、ホバークラフトみたいになっちゃっいましたね
焼失した部分が多いのに入場料が13.5ポンドもするので、前に入ったことあるし、今回はガラスケースの中を覗くだけ。
毛糸の帽子は去年ムスメが編んでくれたもので、彼女の帽子第一作。
半分レンガのドームは、テムズ河の歩行者トンネル。これも歩いて渡ったことがあるので今日はパス。
でも、この辺りの眺めは随分変わったこと。
ドックランドの高層ビル群と、カモメの向こうには高さ約300メートルの新しいThe Shard。シャードには私の誕生日に展望台に上りました(→こちら )。
旧王立海軍大学The Old Royal Naval Collegeの広場は、最近、映画「レ・ミゼラブル」や「マイティ・ソー」のロケに使われました(レミゼではパリという想定で)。
そうだ、マイティ・ソー/ダークワールドは日本では2月1日に公開ですね(→こちら 。ハンサムでマッチョなクリス・ヘムズワースが着てるヨロイはムスメが製作に携わったものですから、おヒマな方は観に行って下さいね。
ジェームス1世の奥方であったアン王妃が17世紀初頭に建てた白いクイーンズ・ハウスThe Queen's Houseも一般公開されてて、随分前に行ったことありますが、今回は時間がないのでパス。その向こうの丘にある有名なグリニッジ天文台も、公園の桜が満開になった時にでも又行ってみましょう。
海軍学校が、不便でしょうに、なぜ二つの建物に分かれているかというと、
アン王妃が、「ちょっと、そんな所にでっかいの建てたら、私の邸からテムズ河が見えなくなっちゃうじゃないの」、と文句言ったからだというのはイギリスでは有名なエピソードです。
グリニッジは、我が家からは1時間ちょっとで着けるのでいつでも行けるのに、そうなるとなかなか行きませんよね。
で、今回行ったのは、クイーンズ・ハウスの隣にある国立海事博物館National Maritime Museumで開催中のTurner & the Seaという絵画展がお目当て。世界中から借りてきたターナーの海の絵が多数展示されて評判も良い展覧会ですから、ターナー好きの私には見逃せません
海がテーマの建物が立ち並ぶ中で海の絵を鑑賞するのは雰囲気ぴったりだし、作品も充実してて楽しめました。4月12日まで開催(入場料10ポンド)→こちら 。
海運国イギリスでは海を描いた絵画は伝統芸で、ターナーが特に好んだ題材でもあり、他の画家とも比較しながら、ターナーの進化がよくわかる展示になってます
無料の常設展もざっと見て、外に出たら、あら、さっきは曇ってたのに、良いお天気になってるじゃないの 日も長くなって、5時過ぎでもまだ明るいし、もう一度広いスペースに行ってみましょう。
双子ドームの一つにはPainted Hallという晩餐会ホール、もう一つにはチャペルがあり、どちらも無料で見学できます。
↑ 天井が凝ってるチャペル
シャードも灯りがともって綺麗ね