<3rd Apr Thus>
サハラ砂漠の砂塵がイギリスまで飛んできてますが、ここ数日はほとんどインドアにいる私は大丈夫でしょう。
「影のない女」はどうした、オルガンコンサートも行ったでしょ?、ひかるさんの眠れる森の美女、ポリ君の今サートにも行った筈。はい、そうなんですが、記事は週末まで待って下さいね。あ、でも、週末になるとカウフマンのリサイタルもある・・・
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ロイヤルオペラハウスの来シーズンの演目は3日前に発表になりましたが(→こちら )、今日はパトロンとサポートフレンズが招待されて、オペラとバレエのプレビューがありました。
以前は地下の小劇場でやったり、去年はたしかメインホールだったけど、今年はずらっと椅子を並べたポール・ハムリン・ホール。
演目はすでにわかっているし、関係者の自賛コメントも面白くないですが、ゲストで救われた感じ。
なんと、サイモン・キーンリーサイドがひな壇に座ってましたもんね。カスパー・ホルテンのインタヴューに応えてリゴレットやヴォツェック等についてサイモンらしいコメントをしたり、観客からの「いつ演出家デビューするんですか?」という質問に対して「演出するつもりはないね。僕には向いてないから」、と言ったら、すかさずホルテンが「オネーギンの時は実質的に君が演出してたけどね」、と笑わせてくれました サイモンのこだわる姿が目に見えるようです。
ほんの一瞬だけですが、サイモンの奥さんゼナイダと二人の子供が上の階でパパを見てるのを目撃しました。
余興もあって、Jette Parker若手アーチストでオーストラリア人のソプラノとバリトンが一曲づつ歌ってくれたんですが、声が響き過ぎて楽しめませんでした。ソプラノのキランドラ・ハワースは下手だったし。でも、バリトンのサミュエル・ジョンソンはハンサムなので舞台映えするでしょう。
そうだ、がっかりしたのは、オルフェオが英語上演なんだそうです。若者狙いだから仕方ないかもしれないけど、私の期待度の星を一つ減らしておきます
バレエダンサーもプリンシパルが3人登場して少し話してくれました。サイモンは嫌と言うほど見たり話も聞いたりてるのでさほど感激もしませんが、初めて聞くダンサーたちのトークは面白かったです。
ダンサーとして華がないローラ・モレラ、素顔だともっと魅力なかったですが、ローラさん、人前に出る時はせめてお化粧しましょうね。美人じゃない上に年増なんだから。
でも、ローラがいくらお洒落しても、隣に座ってる二人の美青年の美しさには敵わないでしょう。
カナダ人のマシュー・ゴールディングは、こないだThe Sleeping Beautyでは期待したほどハンサムじゃなくてがっかりしたんですが(→こちら )、素顔だとほんとにブラッド・ピットみたい ベージュのスーツと水色のシャツも洒落てる~ マシューは自分がかっこ良いことを知ってる大人の男性ですが、
先月イングリっシュ・ナショナル・バレエから移籍したばかりの23歳のロシア人ヴァディム・ムンタギロフは、謙虚にはにかんだ様子がすっごく初々しくてて可愛いらしいったらないわ
バレエを観に行く目的が美青年鑑賞であるとすれば(踊りがある水準に達してるという前提でね)、私が入れ込むのはこの二人、マシューとヴァディムだ。 それに、そうだ、秋には久し振りにロベルト・ボッレも出るし、ROHのバレエ鑑賞は増えてしまいそうだわ・・
話をオペラに戻し、
サイモンがいたのは明日がファウストの初日だからで、ネトレプコ人気のせいで切符枚数が制限されて初日は買ってなかったんですが、ネトコがこの期に及んで「この役は私には向いてないわ」、とキャンセルした代役が明日はソニア・ヨンチェヴェということで、なんとか観たいものだと執念でリターン切符を狙ってたところ、ヤッホーっ、今日になって安い切符をキャッチしました
立見席なのですが、すでに何度も観てるし、立つのはヨンチェヴァとカレヤが歌う時くらいにして、後は床に座ってればいいかな、と。だって、先週、眠れる森の美女をずっと立ち見したら、腰が痛くなりましたもんね。
貧乏人が芸術を鑑賞したければ重要なのは体力だとあらためて感じてる今日この頃。よーし、これからは腰を鍛える運動を頑張ってしてみよう ・・・折りたたみ椅子を持参するという手もあるが・・
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