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Channel: 着物でオペラ in ロンドン
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トスカ by Puccini トスカの演技は改善したでしょうか? 

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<26th May Mon>

今日から5夜連ちゃんでお出掛け。バレエ、オペラ、トーク、オペラ、サッカー! 毎日フルに働かなくてもいいのが本当にありがたいです。少しはブログも更新できるかも。

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今回のアラーニャのトスカには3回行きますが、すでに記事にした5月7日のリハーサル(→こちら )に続き、反対側から観た2回目のことも一応備忘録として。





(以下の写真はクリックで拡大)

Director Jonathan Kent
Designs Paul Brown
Conductor Oleg Caetani
Floria Tosca Oksana Dyka
Mario Cavaradossi Roberto Alagna
Baron Scarpia Marco Vratogna
Angelotti Michel de Souza
Spoletta Martyn Hill
Sacristan Jeremy White
Sciarrone Jihoon Kim


新聞批評のほぼ私のリハーサルの感想と同じで、アラーニャはかつての甘い声は失せたとは言えまだまだ素晴らしいが、トスカは声は良いが芝居はひどい、と。 肝心のトスカがけなされては総合で良い点が取れる筈がなくて、3ツ星か2ツ星でしたが、まあそんなとこでしょう。

   


トスカ役のウクライナ人ソプラノのオクサナ・ディカは、演技がけちょんけちょんに言われたのを反省して、軌道修正しようとしたんでしょうが、それが却って裏目に出て、なんとリハーサルの時よりうんと下手くそになってました・・・ガーン  リハーサルの時は「何も演技してない」という印象だったのが、この日は必死で演じようと思っているけど変なところに力が入って最悪・・。アンジェラ・ゲエルギューの演技がいかに上手だったかあらためて実感。


でも、私は楽しめましたよ。嫌というほど観てるトスカなので、ドラマより歌唱力重視ですから。

と言っても、小回りがきかないオクサナ嬢、目を閉じていれば素晴らしいトスカだったかというと、一本調子で演技同様硬かったんですが、なんと言っても彼女の魅力は声自体の美しさと素晴らしい声量。それを買われたからこそ、あちこちトスカやらせてもらって、ROHにまで進出できたわけですが、オペラは詰まるところ、声の好みであり、私は好きな声です。

     

トットットットッ~DASH!っと、大拍手の中に、一人で盛り上げたアラーニャが登場。


50歳で再びパパになって幸せ一杯ね~音譜


     


アラーニャが支えた今回のトスカ、彼よりでかいだけではなく芝居の下手なトスカをあてがわれ、ドラマとして成り立たなかったけど、まだまだいける貫禄と実力を示してくれて、長年のファンとしては(他の若いオトコにも惚れまくってるけど)嬉しい限りクラッカー


     

     

                       あっかんべー?にひひ




スカルピアは、シニカルな演技で総合点ではなかなか良いのですが、小柄な彼が声も体もでかいトスカに負けないように迫力を出そうとする余り、歌うというよりは叫んでいるように聴こえてしまいました。


明日もう一回行きますが、おそらく何も変わらないでしょうから、アラーニャのと演技とオクサナ嬢の声だけ楽しめればと思います。それに、あれだけ下手だと、オクサナ嬢の演技を笑いながら観るのも楽しいわ。美人だしね。




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