<7th July Mon>
一日働いて夜はオペラというフルな一日で疲れてますが、チューリッヒ旅行記、先を急ぎます
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7月1日のチューリッヒのオペラハウスには、音楽仲間のPrimroseさんと二人で着物で行きました。
二人とも、2年前にマナーハウスでディナーしたの同じ着物なんですが(→こちら )、去年の夏に日本で買った椿柄と蜘蛛の巣柄でカラフルに。
半幅帯ですから帯締めは不要ですがアクセントとして光る素材のを結んでみました。
夏の薄物と半幅帯なので嵩張らず、二人分の一式全てが私の機内持ち込みスーツケースに収まりましたよ。
麗しいオペラハウスに美人さんと着物でご一緒できてハッピー、ハッピー
早く着いたので誰もいなくて、あちこちで記念写真が撮れました。
こういう中間色の着物は、明るい所でも暗い所でもサマになるのが長所かしらん。
暖かい日だったので、インターバルにバルコニーに出ても寒くないのは助かりました。
オペラ「ロベルト・デヴリュー」のタイトルロールのパヴォル・プレスリク君はお洒落な格好で早目に登場してくれて、数人のお馴染みさんと和気藹々、上機嫌で皆と写真撮ったりしてサービス満点。 彼のお母様もいらしてました。
私たちの着物姿も喜んでくれて、素敵な笑顔でフラッシュ炊いてスリーショット
エディタ・グルベローヴァ大姐御はなかなか出てこないので、バルセロナの出待ちの時みたいにばっちり化粧して余所行きの服着て大スターらしく大袈裟に現れるのかと思いきや、なんとすっぴんに普段着と。
チューリッヒ在住とのことで、きっとすぐに帰宅するんでしょうが、じゃあ一体、楽屋で今まで何してたのかしら?
新鋭テノールのブレスリク君とファンの集いとは雰囲気が全く違い、長年の熱烈なファンが多いグルベァ様は常連の中年女性たちと長い間ドイツ語で立ち話。ツーショット頼むような雰囲気ではなかったのでちょっと離れたところからフラッシュなしで写真撮らせて頂こう。
おばさん連中の長話の間、花束抱えて我慢強く黙って待ってたグルベ様とは親子ほと年の違う背広姿の男性、最後にはにかみ気味に憧れの人に皆に冷やかされながらお花を渡すことができて微笑ましい光景でした。日本から一人でいらした大ファンの初老の女性もいらしてて、グルベ様とも顔見知りのようでした。
ということで、着物でオペラ鑑賞できたし、ゆったりしたスペースで出待ちもして、旅の目的が首尾よく果たせて充実の夜でした。
空腹の着物女二人はこの後イタリアンレストランでピザを食べ、帰りのバス停で待ってたら、ブレスリク君御一行様が目の前のレストランの中から手を振ってくれました。 すぐにさっきの二人連れだったってわかりますもんね これが着物の得点。
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