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Channel: 着物でオペラ in ロンドン
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グラインドボーンで出待ち

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<20th Aug Wed>              カメラPhotos will be enlarged by clicking



昨日のグラインドボーンの写真を整理したんですが、ブログ記事1度だけではとても収まらないほど盛沢山の一日だったので、今日はまず出待ちについて大急ぎでアップします。


ヘンデルのリナルドは9時40分に終了。ルイス駅へのシャトルバスが発車する10時15分まで30分しかないし、帰り支度が異常に早いイエスティン君を待ち伏せするために急いでステージドアに一目散で駆けつけましたDASH! 


    



ご一緒した方が女魔術師役のソプラノ(カリーナ・ゴーヴァン)の大ファンなのですが、着物も褒めてくれた受付嬢がゴーヴァンに、「日本からのファンが待ってるわよ」と電話で伝えてくれて、そしたら、なんと楽屋に来て下さいとのことなので将棋、レイネさんと私もくっついて中に入れてもらいました(因みにステージドアには他には誰も待っておらず)。


十字軍の総司令官ゴッフレード役のカウンターテナー、ティム・ミードの楽屋の前を通り掛かったらちょうど彼が出てきたので、FB友達でもある私のことを覚えてるかどうかはあやしいけど(ウィグモアホールでも会ったけど→こちら )、「はーい、写真、写真!」と言ってポーズしてもらいました。


続いて、3人目のカウンターテナーとも言うべきAnthony Roth Costanzo君が登場。 小柄な好青年のアントニー君、知りませんでしたが、すでにNYメトでも活躍中なんですってね。


   



イエスティン君Iestyn Daviesのドアをノックしてみたけど反応なし。ってことは、さすが逃げ足の早いイエスティン君、すでにトンズラしてしまったのね。


でも、すれ違わなかったし、ティム君もアントニー君も、私たちが入ってきたステージドア入り口とは違う方に消えてったので、そうか、ここはステージドアで待っててもおそらく誰も出てこないってことだ・・しょぼん



と、がっかりしてたら、なんとそこにイエスティン君が戻ってきたんですひらめき電球




友達カップルと会う約束になってたけど見つからないので、もしかしたらここに来てるのかと思ったらしいのですが、実はそのお友達というのは、2回目のインターバルが終わった時に、私たちの席(最前列ど真ん中)にやってきて、「僕たち、イエスティン君の友達で、イエスティン君が買ってくれた席は上の方でよく見えないんです。 そしたらイエスティン君から連絡あって、前が2つ空いてるからそこに座らせてもらったら? と言われたんですが、座っていいですか?」、と(私の隣に座った男性の方はイエスティン君のかつてのコーラス仲間だそうです)。


きっと、お馴染みの心優しい着物二人組ファンなら「なに図々しいこと言ってのよ!」、などとは決して言わず、どうぞどうぞと言ってくれるに違いないと思ってくれたに違いないですね。「舞台の上から私たちが認識できたの?」って聞いたら「そうだよ」って言ってたし、さすが、いつも観客をじーっと見渡すイエスティン君、指揮者のすぐ後ろにいた私とレイネさんのことはすぐにわかったようです(舞台からわかってもらえるように、薄い色の着物にして正解)。

というわけで、前日はケンブリッジで彼の出身カレッジの見物もしたのよとか、3年前のリナルドのリハーサルで同じ電車だったよね、とか話もできたし、諦めてたスリーショットをものにすることができたのはラッキーチョキニコニコ 


しかし、終了後に歌手に会いたいと思ってらっしゃる皆様、ステージドアで会えないからと言って、がっかりしなくてもいいですよ。だって、歌手の多くが無料シャトルバスでルイス駅まで行くみたいですから。実際、イエスティンもティムとアントニーも同じバスに乗ってました。観客の男性はタキシード姿の中、バスの中でやけにカジュアルな格好してたら出演歌手でしょう。


ショック!楽屋ではハプニングもあり、バスの時間が迫ってきたので乗り場に行こうとしたら、受付嬢が「ここから出るより、中通るほうが近いから」と親切に言ってくれたのですが、出口のドアが閉まってただけでなく、やたらドアの多い楽屋の廊下で3人で迷子になってしまい、焦りました。受付嬢が「あなた方がバスに乗りに行くのは知らせてあるから大丈夫」と言ってくれてたし、置いてけぼりにはならないでしょうけど、最後は皆が待ってるバスまで着物姿で走ったりして、みっともないところをみせてしまったわ・・ガーン


でも、それも楽しい思い出虹


着物や食事、お屋敷、オペラのことなど、追々アップしていきますね。




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