<9th February Thus>
日中最高気温が1、2度で、いつ雪が降ってもいいような日が続いているのでハラハラしてる、ここ数日。
こないだの土曜日の大雪で雪の中を1時間以上も歩いたことは結構楽しかったのですが(→こちら )、それは翌日が日曜日だったからのことで、平日にそんな災難に合うのは困ります。会社に行けないのは「仕方ないもんね~」で済むし構わないけど(これこれ)、夜のオペラやこコンサートがふいになったら悲しいでしょ。
昨日のコンサートは、お目当てのピアノ・コンチェルトが済んだら、まさかに備えて最後のシンフォニーは聴かないで帰ろうと思ってました。結局、列のど真ん中の席なので出るに出られず最後までいたんですが、幸い雪にはならずやれやれ。
今夜はオペラハウスの地下の小劇場でオペラ歌手のトークに行ったんですが、9時に終わって外に出たら、あ~っ!、ついに雪が降り出したじゃないの! ちょっとした天災で交通が麻痺してしまうロンドンだ、こないだみたいになったらどうしよ~、と祈るような気持ちで地下鉄に乗ってたら、ひえーっ、案の定、「雪のために色々問題が発生して、遅れる見込みです」なんて車内アナウンスがあり、ゲゲゲゲッ
幸い、のろのろ運転になったけどなんとか無事最寄駅に着いたら激しく降ってて、すでに3、4センチ積もってました
今は雪とも言えないような霧雨になってますが、一体明日の朝はどういうことになってるんでしょう?
明日はコジ・ファン・トゥッテを絶対に聴きたいので、雪は積もってもいいけど、お願いだから地下鉄かバスはちゃんと動いてよね。
で、
今日のROHトーク・イベントは誰だったかと言うと、オペラ界のフェロモン男、かの人気歌姫ネトレプコをモノにして妻にしたバス・バリトンのアーウィン・シュロット。もうすぐはじまる第二チームのセクシーなドン・ジョヴァンニですが、最前列ど真ん中の席だったので、何度かシュロットと目が合ったような気もしてドキドキドキ
歌と同じ低くて深い声で、早口で1時間以上ほとんど一人で喋りまくったシュロットは一瞬たりともじっとしてないひょうきん者。同じくおどけ者のネトコ奥様とは一体どんな賑やかな夫婦なんだか。
目の前で司会者に写真は駄目ですからと言われては、図々しい私もさすがに遠慮せざるを得なかったのでお見せできないのが残念ですが、彼の着てるものと言ったら・・・。
膝まであるトレーナーとマッチしてるズボンはドブネズミ色で、まるで雑巾みたい。これはもしかしたらもの凄く凝ったファッションで彼はお洒落な伊達男なのか、それとも全く無頓着なダサ男なのか・・・? でも、ダサ男であっても、いやそうである方が私の好みとしてはますますチャーミングかも。