<7th January Tue>
雪はほぼ解けましたが、しばらくは厳しい寒さは続くようで、今夜は今年一番の冷え込みになるんだって。冷え~~っ
女王様の即位については昨日アップするつもりだったのですが、急遽当日券を買ってバレエを観に行ってしまいました。トップ写真でおわかりのように、トビー君が出てたので。えっ、トビー君ってバレエも踊れるの?
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1952年2月6日、ジョージ6世が亡くなり、25歳のエリザベス王女が女王陛下となられました。国王の名代でケニア訪問中のことでしたが、それから60年間、滅私奉公という言葉がこれほどぴったりする人はいないんじゃないかと思うくらい、お国のために尽くしてきた女王様。その半分を私は見てるわけですが、私は結構熱心な王室ウォッチャーなので色々書きたいことはあるのですが、それは追々することにして、まずは尊敬する女王陛下に最大の感謝を込めて乾杯しつつ、今日は写真を何枚か貼っておきましょう。
90歳のエジンバラ公と85歳のエリザベス女王様、いまだに元気に第一線で共に激務に励んでらっしゃるのは驚くべきことでしょ。去年は300以上の公式行事をこなされたそうですよ。
クリックで拡大しますので、豪華なティアラや重そうな勲章をしかとご覧下さいませ
映画The King's Speechで日本でも注目された父君、戦争の心労が命を縮めたと言われていますが、肺ガンを患って56歳で崩御。どもりでシャイだけど、ハンサムでまじめで勤勉な国王でした。もし、兄君があのまま戴冠してたら、今頃イギリスは共和国になってたかもしれないですしね。
翌日、急遽ケニアから帰国、女王としてはじめてイギリスの土を踏んだ時に出迎えたのはチャーチル首相。現キャメロン首相が12人めの総理大臣で、週一回行なわれる女王と首相二人だけの歓談は有名。
「3人の女王」として有名な写真。お母様もお婆様も長生きでした。
女王様はこれまでに300回以上海外訪問なさっているのですが、日本にも一度だけいらして下さって、1975年5月7日から12日まで、国賓として東京、京都、伊勢などをご訪問。宮中晩餐会で乾杯なさった昭和天皇の在位記録にも近づきましたね。
そう言えば、私は大学でイギリス文化を専攻したのですが、女王陛下初来日に狂喜したゼミの教授が卒業アルバムで女王様の大きな写真を掲載し、「なんだよ、その分、私たちの写真が小さくなったじゃないの!」、とぶうたれたことを思い出しました。イギリスに関わる人にとっては歴史的なイベントだったんですね。
戴冠式は即位した翌年の春でしたが、今年は6月に盛大な即位60周年記念行事が企画されてますので、どうかこのままご夫婦揃ってお元気に楽しまれますよう・・・