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2014年のまとめ記事が片付いたところで、去年書き漏れたことを遅ればせながらいくつか書き残しておきますが、まずは12月21日の日曜日に可愛い村に日帰りした時のことを。
日本から時々遊びにいらっしゃる友人のT子さん、一年前はコッツウォルズにご案内しましたが(→こちら)、今年はロンドンの北東のサフォーク州にあるラベナムLavenham(→こちら )という村に日帰りドライブでご一緒しました。
いつでも行けると思うとなかなか行かないものですが、ここは私が30年間行きたい行きたいとトーチャンにおねだりしてたのに、方角的にはトーチャンが実家に行くついでにちょっと遠回りすれば行けそうなのに、「うんと小さい村だし周りになにもないから・・」、とずっと拒否されてたところ、以前ロンドンに住んでらしたT子さんのアテンドは選択の余地が少ないので、トーチャンもやっとその気になってくれたといういうわけです(ロンドンの北西郊外の我が家から車で片道2時間弱)。
で、念願のラベナムはどうだった?
「連れてって~」、とずっと騒いでた割には知識がなかったのですが、かつては毛織物で栄えたラベナムは想像してたよりもずっと大きな村で、期待してた可愛い家も驚くほどたくさんありました。
英国でもっとも中世の雰囲気を残す所というキャッチフレーズ通り、15世紀の建物が250軒もそのまま保存されて、今でも普通に人が住んでるのが凄いです。
尚、ファッションに疎い私は知りませんでしたが、日本でも人気のラベンハムという英国ブランド(キルティングのコート→こちら )の発祥の地だそうです(今は隣村に移転)。
ランチは、The Swan(→こちら)という村の中心にあるホテルのレストランを予約しておきました。おそらく雰囲気は村でベストでしょうし、クリスマス直前だったのですごく混んでるかと思いきや、なぜかえらく空いてたのは不思議。
不味かったわけじゃないですよ。イギリスらしく見かけは地味だけど堅実に料理してあって、そしてなによりもこの素晴らしい梁の部屋で3コースで30ポンド以下だったのはとてもリーズナブルでした。
食事の後は、今はナショナル・トラストになってるギルドホールを見学。他に誰も客がいなくて独占状態。
ここだけじゃなく、日曜日でも冬だからでしょう、道を歩いている人もまばらで、静かなたたずまいを楽しむことができたました。この辺りでは有名な村ですから、夏はきっとごった返すでしょうけど。
かつてのWool House 傾いてる家がたくさんある中でも有名なのはここ
時間がなくてクリスマスのイルミネーションが灯るまでいられなかったのは残念だけど、クリスマス。リースはたくさん飾られてました。
趣のある古いドアとマッチして素敵でしょ。
「きゃーっ、可愛い~~っ」、と写真撮りまくりましたが、その中でも印象に残った建物をご覧下さいね。
晴れてなかったのが残念ですが、このグレーな雰囲気がいかにも冬のイギリスの田舎って感じで却ってよかったかもしれません。
というわけで、T子さんがいらして下さったお陰でやっと行けたラベナムの規模と美しさに圧倒されました。トーチャンも行けて嬉しかったみたいです。
ケンブリッジからそんなに遠くないし、ついでに寄ってみる価値は絶対あり! 電車で行けないのが不便なんですけどね。
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