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Channel: 着物でオペラ in ロンドン
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家族でドックランド散策

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<15th Feb Sun>                    カメラ写真はクリックで拡大

毎日出勤だわ、夜も連ちゃんだわ、ムスメや友人も泊りに来てるわで、テンヤワンヤの1週間でしたが(着物も3回)、今夜のベルリン・フィルのコンサートでそれも終わり。やっとブログを書く時間もできたので、もう1週間前になりますが、家族でウォーキングに行った時のことをまず写真中心でざっと書いておきます。

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春めいてお天気の良い日曜日だった2月8日、泊り掛けで遊びに来てたムスメも一緒に、ウォーキング・ガイドブックに沿って、ドックランドを12キロ、5時間掛けて歩きました走る人


ドックランドについては→こちら をご覧下さいですが、要するに1980年代から始まった東ロンドンのウォーターフロント再開発地域で、ロンドンでこの30年に一番変わったエリアです。


所々には行っているのですが、系統立って普段は縁のない街角を歩くのはとても興味深く、特に話には聞いていた新しい住宅エリアが素敵で、こんな所に住んでみるのもいいかも、と思いました。テムズ河沿いのフラットは高くてとても手が出ませんけど。


元々は貧しいエリアだったドックランド、チャールズ・ディッケンズの小説に出てくるような貧民窟はほとんどの存在取り壊されてのはちょっと残念ですが、新しい中にもロンドンらしい古いものも残ってて、ロンドンの他の地域とは違うユニークなエリア、私が撮った写真で少しでも味わって頂ければ嬉しいです。



     

出発点は地下鉄ロンドンブリッジ駅。ガラスの高層ビル「シャード」がすぐ近くにあり、どこからでも見えるので、「まあ、随分遠くまで来たものね、シャードがあんなに遠くに見えるわ」、とわかりやすい目印になりました。


駅のすぐ近くにThe George Inn(→こちら )という17世紀のパブがあり、ナショナル・トラストが管理してますが、広い中庭にたくさんテーブルがあり、シャードの上の部分も見えます。古いパブで超近代的なビルを見上げながらビール飲むのもオツな気分でしょう。



    


    

人気のバラ・マーケットBorough Market。日曜日は開いてないのすが、その方が却って構造や雰囲気もわかるかも。しばらく行ってないうちに新しい建物も出来てました。


    


    

Bermondseyを抜け、RotherhitheにあるStaven Hillという人工の丘からの眺めはなかなか充実してて、金融街ザ・シティの新しいビル群と、その中でちっちゃくて目立たないけどセント・ポール寺院も見えます。

    


逆側にはサッチャーさんの肝いりでドックランドにできた新しい金融街カナリー・ウォーフ。 後でここまで行きます。

    


                   

    

荷下ろしのために作られたドックの多くは今は埋め立てられて住宅地となり、少し残ってるドックはヨットやボートのスポーツ娯楽施設になってます。カモメがいるとリゾート気分にも。

    




世界に誇ったビクトリア時代のエンジニアリングの建造物も残ってます。


跳ね橋と川底トンネル通風孔。


ウォーフと呼ばれる倉庫の多くは改造されて洒落たフラットになってます。古いものはなるべく残そうとするのがイギリスの伝統ですもんね。



    

白鳥もあちこちにたくさんいました。白鳥の湖ならぬ「ドックの白鳥」にひひ

   


洒落た高級フラットが立ち並ぶカナリー・ウォーフに向かって整備されたウォーターフロントを歩くのはこんなお天気の良い日は最高です。

    

      

私がイギリスに来た当事とは全く違う景色だわ、と感傷的になりそう・・。

 





今日は週末なので閑散としてる新しい金融街には何度か来たことがありますが、私が働く昔からの金融街とはまた違う雰囲気で面白いです。


東京の大手町、丸の内の雰囲気ね。






     

この日は夕陽がきれいでした。夏はきっと素敵でしょうね、外のテーブルで食べるのも。 




    


最後は、カナリー・ウォーフ駅の隣にあるクロス・レイルの駅を見学。3年後の開通目指してロンドン中で建設中ですが、ここはすでに駅もできてるんです。


ということで、座ったのはほんの10分程で、あとはずっと歩いてて疲れましたが、楽しいウォーキングでした。あちこちでクロッカスも咲いてて、春はすぐそこだし、日も随分長くなったのを実感。



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