Quantcast
Channel: 着物でオペラ in ロンドン
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3001

中世の街サフロン・ウォルデン(エセックス)に着物で

$
0
0

<1st Mar Sun>

怒涛の2月が終了DASH! オペラ6回、コンサート6回、トーク・イベント2回、マスタークラスやパーティ、お琴の練習もせにゃならんし、その上ほぼフルに働きましたもんねDASH! 胃痛で一日寝込んだのは過労じゃなくて食べ過ぎのせいでしょうけど。

久し振りに庭に出たら、クロッカスと椿が咲いてました。水仙ももうすぐで、春はそこまでコスモス

-------------------------------------------


       



イエスティン君遠征で2月中旬に3泊でオランダからいらしたレイネさんとはすでにこの2日前にグローブ座に着物で行きましたが(→こちら )、14日にまた二人で着物でご一緒に。


漆で染めた花柄の昭和テイストの小紋と同系色の帯でシックな雰囲気のレイネさん、お母様のお着物だそうですが、こっくりとした色合いが素敵で、知的なレイネさんにぴったりメガネキラキラ


それなら対照的な私は明るい色にしようと、娘時代に自分もしくは母が縫った薄手のウールにしました。梅の柄なので今着ないとね。

さすがに60歳越したら着ちゃいいけないんでしょうけど、これが最後と毎春思いつつ、今年もまた袖を通してしまいましたガーン


寒いので道行きも必要ね。私の椿柄のは母のお下がりです。そう言えば自分の道行きもあるのに、忘れててずっと着てないわ。



    


車   (写真はクリックで拡大します)         


トーチャンの運転で出かけたところは、スタンステッド空港から車で10分くらい北に行ったところになるサフロン・ウォルデンSaffron Waldenという中世からのマーケット・タウンで、我が家からは1時間15分くらいのドライブ。 

イエスティン君のおかげでこんな可愛い名前の街に行くことができたわけですが、スパイスのサフロンを栽培していたのが由来です。 


日本語の観光案内(→こちら )でご覧の通り、Audley End House &Gardenという歴史的大邸宅や庭園、博物館もあるんですが、冬は閉鎖されてるのが残念。 イエスティン君のおかげで、名前だけじゃなくて趣ある古い建物がたくさん残ってる可愛い街に来られたのは良かったけど、違う季節にコンサートやって欲しかったわね。


   

この2軒、一見白くてつまんない家ですが、壁の表面が漆喰で繊細なレースのようになってます。 ひらめき電球あ、そう言えば、今日の私の白い帯と感じ似てるかも!



     



市庁舎と図書館がある優雅なスクエアが街の中心で、広場には12世紀からやってるというマーケットもありました。


妙ないでたちの東洋人二人はそぐわないでしょうけどね。


ところで、ここ、12月に行ったラベナム(→こちら )と雰囲気似てますね。


ラベナムの方が規模も知名度も勝ってるけど、ロンドンからはこちらの方が近いので、夏にドライブがてら周辺の施設を訪れるとなかなか素敵ですよ、きっと。




   


かつての繁栄を示すように、小さな街の割には立派な教会もあり、St Mary's Churchはエセックス最大のパリッシュチャーチだそうです。


冬眠中の街はちょっとやることないし、寒いので、コンサートの前に早めにディナーを頂きましょう。




    

ナイフとフォークワイン

行ってみたら可愛いレストランやティールームも結構あったのでお店選びは失敗したけもしれないけど、今日は時間も中途半端だしバレンタインデーで混んでるのでしょうから用心して食いっばくれないようにオンラインで予約しておきました。

なんてことはないチェーンのイタリアンレストラン’Prezzo’でしたが、バレンタイン特別メニュの3コースのみ。中学生くらいの初々しい少年少女が気張ってディナーしてるのが微笑ましかったです恋の矢


音譜イエスティン君のリサイタルは新しく建てられた高校のホールだったのですが、それについては明日アップします。




人気ブログランキングへ

Viewing all articles
Browse latest Browse all 3001

Trending Articles