<2nd Mar Mon>
日もすっかり長くなり、久し振りに残業なしで5時に退社したらまだ明るい! って、なんなのよ、これじゃあ以前の忙しいOL生活に逆戻りじゃないの
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2月14日、レイネさんとトーチャンと3人で我が家から車で1時間15分ほどの中世のマーケットタウン、サフロン・ウォルデンに行った日の観光&着物編はすでにアップ済みですが(→こちら )、目的はイエスティン君のリサイタルでした。
イエスティン君に何枚かすぐ送ってあげた写真のうち、これが気に入ってもらえたようで、それ以来FBのカバー写真に。その前のカバー写真も長い間私が撮ったのだったし、写真係のつもりの私としては嬉しいけど緊張するのだ
サフロン・ホール(→こちら )は2013年秋に完成した公立高校のホールですが、そんじょそこらの学校の施設ではなく、ちゃんとしたコンサートもできるくらい立派で、ロンドンから外れた小さな街にしては出演者の顔ぶれもなかなかのものです(→こちら )。
この中では4月19日のアルカンジェロとティム・ミードには興味有り(→こちら )。5月9日のバーバラ・ハニガンも聴きたいけど、これは残念ながらグローブ座のイエスティン君のコンサート(→こちら )と重なっちゃう
730席の割にはだだっ広く見えるんですが、ロンドンだったら切符がうんと売れそうなイベントでも可哀相なくらいガラガラなので、余計に広過ぎる印象になってしまい・・
ロンドンから中途半端に遠くて足の便も悪いので、ロンドンに行ける人はここには来ないだろうし、人口の少ないこの近辺の人たちだけで埋めるのも難しいでしょうから、今後の運営は厳しいかも。
Iestyn Davies countertenor
Thomas Dunford lute
Johnson Have you seen the bright lily grow?; Care charming sleep; From the famous Peak of Derby
Dowland Preludium (Lute Solo); A Dream (Lute Solo); A fancy (Lute Solo)
Danyel Mrs M E her funeral tears for the death of her husband (Parts I, II, III); Why Canst Thou Not?; Can doleful notes? (Parts I, II, III)
Campion Never weather beaten saile more willing bent to shore
INTERVAL
Nico Muhly Old Bones
Dowland Lacrimae (Lute Solo); Come again! Sweet love doth now invite; In darkness let me dwell; The King of Denmark Galliard (Lute Solo); Can she excuse my wrongs; Flow my tears; Now, O now I needs must part (with The Frogg Galliard)
いくら上手とは言え、リュートのソロがちょっと多過ぎるんじゃないの?と思ったりもしましたが、人気若手奏者のトーマス君が出てくれるのであれば仕方ないのかな・・。
イエスティン君、グローブ座で「ファリネッリと王」にほぼ毎日出演してる最中なので疲れてるのか、なんと2、3度あらぬ音が出てしまいました 安定度抜群の彼にしてはとても珍しいことです。
でも、それ以外はいつものイエスティン君の清々しい美声が最前列ど真ん中でまた聴けてうっとり幸せ~
空っぽの広い舞台の後ろからも響くので、こんなに近くてもエコーが掛かって聴こえ、夢見心地にさせてもらうのにちょうど良い音響でしたが、ちょっと遠くに座ると響き過ぎるかもしれないので要注意
色んな時代の曲が混じっているのに(アンコールはエリック・クラプトンのTears in Heavenだったよ!)、典雅なバロック風で統一が取れて違和感なく美しかったですが、イエスティン君が曲の説明もしてくれた「リチャード3世の遺骨発見」が題材のニコ・ムリーのOld Bonesが初めて聴く曲でもあり一番面白かったです。
お馴染み過ぎる曲もいくつかあったけど、何度聴いても好きな声は良いものです
なので、3月13日にこの二人が全く演目でメニューヒン・スクール(→こちら )でリサイタルをやるということで、我が家からは車で1時間15分くらいとちょっと遠いんですが、トーチャンと二人で最前列かぶりつき席を買って楽しみにしてたのに、残念、キャンセルになってしまいました
二人仲良くCDサイン会。後ろでCDを売ってたのはなんとイエスティン君のガールフレンドというのも、田舎のこじんまりホールの手作りのコンサートという感じで微笑ましかったです。
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