3月7日、快晴の土曜日に私たちの筝曲グループのコンサートがあり、朝早くから着物を着込んで、琴やら立奏台やら担いでトーチャンに送ってもらいました。泊りで遊びに来てるムスメも舞台進行のお手伝い係として同行してくれました。
楽器を運んだり人を着付けたりする労働着ですから、やっぱり洗える着物がいいわよね。
人に着付けるのが苦手な私はこれが一番の心配事でしたが、幸い、着付けの上手な方が協力して下さって、私が一人やるのに四苦八苦してる間に3人手際よく仕上げて下さいました!
会場はキングスクロス駅近くのthe Royal National Institute of Blind Peopleという盲人協会の地下でしたが、60、70人のお客さんがいらして下さって盛況。
控え室がないので、一番苦労する楽器の入れ替えや調弦の様子が丸見え。私たちのパニック振りもパフォーマンスの一部だと思って頂くしかないですね。
拙いオーガナイズのせいで実際の演奏より曲の曲の間のドタバタの方が長くなってしまい、一時間で8曲の予定だったのに結局弾けたのは5曲でしたが、(落葉の踊り、八千代獅子、春の海、風と落ち葉、北海民謡調)、演奏者10人全員がなんとか出演できたからよしとしましょう。
私が張り切ってた宮城道雄の難曲「さらし風手事」は先週のリハーサルですでに時間不足でカットされていたのですが、その場で急遽カットされた方はお気の毒。
先日St John Smith Squareのコンサートでご一緒したお二人が着物でいらして下さって、客席に花を添えて下さいました。