<9th Apr Thus>
17,8度まで気温が上がって、ポカポカ陽気
学校がイースター休暇だからでしょうか、今日のマダム・バタフライは12時半スタート。
切符を買った時はよもや真昼間だとは思わず、数日前に切符見てびっくりでしたが、会社を休むのであれば、今日のオペラにはそりゃ着物で行きますとも。長崎が舞台のマダム・バタフライだし、それ程ひどくはないけどやっぱり妙ちくりんなキモノ姿が舞台に溢れる中、本物の着物はこうなんですよ、とアピールしたですもんね。
どこかに蝶々をと思ったら、今の季節、前と後ろに青い蝶々が舞ってるこの帯に即決まり!
はいはい、ど派手な朱色、60過ぎの人が締める帯ではないのは重々承知ですが、いいんです、今日はテーマが蝶々でなきゃいけないわけですから
着物は今の季節にぴったりのサクラ柄にして春らしく。こないだムスメに着せたばかりですけどね(→こちら )。
思い過ごしかもしれませんが、今日の視線はいつもとちょっと違って、「まあ、バタフライみたいな人がいるわ」、という表情の人も多かったような。
今日のバタフライは超美人のクリスティーヌ・オポライスだったので、似てるとはとてもおこがましくて言えませんけどね。
しかし、そのオポライス嬢、蝶々さんを熱演してヤンヤの喝采でしたが、途中に自分で着物を着る場面があり(着物を羽織ってベルトみたいな作り帯を付けるだけですが)、
あちゃーっ、衿の合わせ方が逆で左前~
カーテンコール写真では正しく右前になってるのは、途中で数分間幕が降りたままになる時に誰かが気付いて着せ直したんでしょう。
実は3月31日にも同じことが起こったんですよ。キモノで蝶々さんを演じるのであれば、学んで欲しいですよね、左前は死人だということを。
今日はlower slipから見下ろしましたが、先日のストールサークルの立見席(→こちら )とは音が全く違い、ここからだと音が跳ね返り過ぎて割れて聴こえてしまうのがよくわかりました。しかし、ずっと立ってるのもしんどいし、今後はどこに座るべきか迷うところです。
幸い、明後日から始まる「イタリアのトルコ人」は急遽昨日になって片側の舞台脇の席がフレンズ向けに売り出されるという連絡メールがあり、タイミング良く退社時だったので、電話で交換してもらいました。電話待ちは長かったし、こないだの魔笛のようにこっそり出してくれる方がありがたいですけどね。
というわけで、マダム・バタフライに着物で行けて嬉しかったです。2007年のようにムスメに蝶々柄の振袖着せたり(→こちら )、2011年には自分でその振袖着ちゃったり(→こちら )その時は仲間と着物で行ったりしたのに比べると、今日は私一人で淋しかったですが。
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