<29th February Wed>
怒涛の2月でしたが、今夜のドン・ジョヴァンニでモーツァルト狂想曲も終わり。着物で行きましたが、その時のことは又あらためてアップすることにして、今日は、週末に準備しておいた先週の着物記事です。どんどん進めないとネタが多すぎて・・・
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着物には季節感が大切なのですが、イギリスの季節感では着物にはしっくりこないので、こればかりは日本にいるつもりで選んでいます。
なので、2本持ってる梅の柄の帯はやっぱり今使いたいものだと思い、先週2回の着物お出掛けはそれを主役にしました。
まずは、2月22日のバービカン。モーツァルトの「ティトー皇帝の慈悲」のオペラ・コンサートでしたが、鮮やかな黄緑色の帯、先回は白地の着物に合わせたので、今回は違う色にしようと思ったら、これが結構難しくて・・・。
結局、華やかさのないバービカンだし、地味な臙脂(エンジ)色の無地にしましたが、洋服では不可能な色の組み合わせが着物らしくていいでしょ?
お太鼓もばっちり上手にできてるじゃないの。
それはその筈、これ二部式の作り帯ですから。
でも、付けるのがうんと簡単な筈なのに、あまりに手順が違うので苦労して、結局普通に結ぶより手間取ってしまいましたわ
バービカンは写真撮るのに適した場所がないのでいつも困るのですが、今日は悔し紛れに、ゴミ箱を背景にしてみました。床に置いてある着物運搬カバンの中には、日中着てた洋服や靴が入ってます。
フラッシュで着物の色が薄くみえますが、帰宅後に家でトーチャンに撮ってもらった写真の方が実物に近い色です。
その翌日はロイヤルオペラハウスのドン・ジョヴァンニ。
抹茶色の木目柄の小紋にコーヒー染の袋帯ですが、これは出待ち写真ですでにご披露済みですね(→こちら
)。このグレー掛かった茶色の帯は色んな色の着物に合わせることができてとても便利。
私はマイサイズではない着物をたくさん持ってるので、どんなサイズのでもなんとか着付けることができますが、頂き物であるこの抹茶色の着物はものすごく横にふくよかな寸法で仕立ててあるので着付けがとても難しく、色目はとても気に入っているのに登場機会が少ないわけです。
着物お出掛けはこれで今年10回になりました。一覧は→こちら 。
今週はオペラ、コンサート、もしかしたら飲み会もと、2、3回着る予定ですが、なるべくご無沙汰してる着物にしようと思ってて、そういう時この一覧がとても便利なんです。