<22nd Aug Sat>
また暑さが戻ってきて、今日はまた夏。 よかった、先週着物で出掛けた時は涼しくて。去年はあのリッツ・ホテルに暑い日に行ったらエアコンなくて往生こいたことありましたもんね(→こちら )。
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レストランにたまに行っても、着物でなければ記事にはしませんが、8月19日(水)は友人と二人で着物だっただけじゃなく、珍しくゴージャスな所でランチしたので、写真いっぱい撮っちゃいました。
袷でも大丈夫なくらい涼しかったですが、友人は絽だそうで、私も夏の着物にしようっと。
どれにするかはブログの着物まとめ記事を眺めながら選ぶのですが、今回は箪笥の整理も兼ねて(厳密には箪笥ではなくドア付き棚ですが)ゴソゴソしてたら、持ってることすら忘れてた夏物を発見
3、4年前に実家の母がムスメのために縫ってくれたものを忘れちゃいけませんが、楊柳しぼの経てシワで少々ゴワゴワします。夏はこの方が肌にまとわりつかず涼しいんでしょうけどね。
帯は黒の紗献上。これもパキッと硬くて、ある意味締めるのは簡単。
行ったのは高級エリアのナイツブリッジにある5ツ星ホテル、マンダリン・オリエンタル・ハイド・パーク(→こちら )。
2000年にマンダリン・オリエンタルとして再オープンする前は百年間ハイド・パーク・ホテルだったこの老舗ホテル、その時に行ったことがあるのですが、よかった~、イギリスらしい重厚な雰囲気はそのままだ。
1889年に高級ジェントルマンズ・クラブとして建てられたこの歴史的渋さが派手な色彩のチャイニーズになっちゃったら嫌ですもんね。
友人は花柄刺繍の薄いピンクの絽と訪問着と豪華な夏の袋帯でフォーマルに。
ここに立ってる分には二人で白っぽい着物にして正解。
レストランはがらっと違いましたけどね・・。
レストランHeston Blumenthalはガラッと変わって明るい雰囲気ですが、モダンでありながら大きな中世風シャンデリアがポイント。
有名シェフ、ヘストン・ブルメンタールのこのお店は今年ミシュラン2ツ星獲得ですって(→こちら )。
ガラス越しにキッチンが見えますが、ヘストンさんはいなくて若いシェフばかりでしたけどね。
私たちが選んだのは3コース38ポンドのセット・ランチ(→こちら )で、各コースのチョイスは2種類のみ。
<前菜>
<メイン>
二人とも Bohemian Cake (c.1890)
お互い味見しましたが、勿論どれももとても美味しくて、パンもたくさん食べたら、お腹一杯!
サービス・チャージ、ミネラル・ウォーター、コーヒー込みで50ポンドになりましたが、楽しいお喋りと美味しい食事、着物も褒めてもらえて、幸せ~
一つ一つ説明してくれたおにいさんはどこの国から来たのか、妙なアクセントでさっぱり理解できなかったけど・・
窓の外はハイド・パークの緑
ランチなので若い中国人が多かったお客さんはカジュアルでしたが、夜はきっと皆さんそれなりにちゃんとして又違う雰囲気なんでしょうね。値段もそれなりですが(昼夜同じメニュは(→こちら )。
ところで、これが今年25回目の着物お出掛けでした(→こちら)。 このペースでは最低記録樹立しそうです。