<28th Aug Fri>
今週は毎日出勤しましたが、予定されてた地下鉄ストも直前に回避されて助かりました。明日からは(私だけじゃなく全国的に)3連休なんですが、お天気が良ければトーチャンをどっかに連れてかなきゃいけないけど(犬の散歩か?)、来週末の旅行の準備とかあれこれ溜まっていることを片付けたいから、天気悪くてもいいかな・・・。
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写真はクリックで拡大します
先週の日曜日、結婚式で着物の着付けをさせて頂きました。
結局は全て上手くいき、素晴らしいウエディングとなりましたが、ハラハラする場面もあってドラマチックな一日でした。
前日の土曜日は30度を越す猛暑で、「うわーっ、明日もこれだったら、袷の着物じゃ暑くて気の毒・・」、と心配だったのですが、幸い当日はぐんと涼しくなって20度くらいのイギリスの夏に逆戻り。
だけど、昼過ぎに凄い土砂降りになって、「うーん、これでは外で写真撮るのは無理そうだ・・・」、と恨めしかったのですが、これも幸いなことに肝心な時に雨が上がっただけでなく、晴れ間も見えて理想的なお天気になり、気持ちの良いテムズ河畔でお祝いドリンクできました。
しかし、花婿花嫁さんがひどい交通渋滞に巻き込まれてなかなか到着しなかったのには皆が気を揉みましたよ
自分が着物を着るのは慣れてても他の方に着せるのは苦手な私、ヘア(これも私の担当)と着付けで1時間はある筈だったのでまあなんとかなるかと思っていたのですが、着付けを始めたのがなんとセレモニー開始予定時間の10分前。 式を取り行って下さる女性お二人が快く「今日はこれが最後のアポだから、時間は心配しなくていいのよ」、と仰って下さったとは言え、そりゃ焦りますよね
お振袖をお召しになるということで、去年のクリスマスにムスメに結んであげた「ふくら雀」(→こちら )をおさらいして練習しておいたのですが、この際1分でも早く仕上げなきゃいけないですから、やむなく無難な二重太鼓に変更。でも、大人の振袖姿にはすっきりしたお太鼓結びもいいものだわ、と後で素敵な着姿を拝見しながら思ったことでした。
二人の方にあれこれ手伝って頂いて、私が大急ぎで着物や帯を巻き付ける間にご本人はメークの仕上げをするというドタバタぶりでしたが、着付け自体は15分くらいで出来たのはないかしら。大慌てだしやり直してる時間はないので満足のいく出来ではなかったですが、要するに着付けは大した問題ではなくて、美しい女性と素敵な着物と帯が揃えばそれで充分ってことでしょうね。 日本から持っていらした若い時の大きな花柄のお振袖は華やかで本当に映えました
結婚式で振袖を着るのが夢と仰って下さった上に、プロでもない私が友人のツテで少しでもお役に立てて嬉しかったです
バークシャーにあるBrayという可愛いヴィレッジにあるホテルThe Waterside Inn(→こちら )でしたが、日本風に言うと割烹旅館ってとこでしょうか、25年間ミシュラン3ツ星保持の レストランが売り物のこじんまりしたイギリスらしい雰囲気のある素敵なホテルでした。
写真でご覧下さいですが、ここBrayはこないだ私が行った有名シェフのヘストン・ブルメンタール氏(→こちら )のミシュラン3ツ星レストランThe Fat Duck(→こちら )もあるグルメ村で、ロンドンからそんなに遠くないですから、結婚式やディナーは勿論、お忍びデートにもお勧めです
少人数のセレモニーにも参列させて頂いたのですが、ゴージャスなお部屋、堅苦しくなくてアットホームで温かいセレモニー、美男美女のカップル、とまるで映画のシーンのようでうっとり
いいなあ、こんなロマンチックなウエディングだったら私もやりた~い、と憧れてもそりゃ無理ですから、その代わり長年連れ添った(今年の大晦日で結婚35年)くたびれた初老のトーチャンをもっと大事にしなくちゃな~、としみじみ感じた感動的なウエディングでした
ホテルの裏はテムズ河に面してて、ここで頂いたハッピーな雰囲気な中でのシャンペンは最高だったし、、さすがミシュラン星のホテル、おつまみも全てすごく美味しかったです。
「はーい、皆さんスマイル!」、と写真撮ってくれたウエイターのフランチェスコ君はヴェローナから出稼ぎ中だそうです。
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