<9th Sept Wed>
肌寒い日が続くロンドンですが、エリザベス女王陛下は今日で在位期間が63年7カ月となり、ヴィクトリア女王の持つイギリス君主の最長記録を更新。 まことに目出度いことでございます
思えば、ヴィクトリア女王同様、エリザベス女王も、直系の生まれではなく、王位に着く予定ではなかったのに、運命の悪戯でお鉢が回ってきたわけですが、真摯に受け止めて、長年に渡り国に尽くしてこられた姿には頭が下がります
早くに夫を亡くしたヴィクトリア女王と比べて、エリザベス女王は今でも一歩下がってサポート&フォローしてくれるフィリップ殿下がいるのは恵まれているわけで、本当に凄いこのスーパー老夫婦、いつまでもお二人で元気に公務を果たして頂けるよう祈るばかりです。
私は1979年に渡英して以来、ミーハー視点であっても王室を熱心にウォッチしてきたのですが、それ以前から割と身近に感じてて、女王陛下ご夫妻が1975年5月に来日された時のことも覚えています。当時の私は折りしも大学でイギリス文化を専攻しており、ゼミ担当教授が一大事と興奮し、はしゃいだ教授が卒業アルバムに女王様の写真を大きく載せ、本来主役であるべき私たち学生を隅に追いやったのを皆でぶーたれていたのも女王様に関わる懐かしい思い出。
来日の模様の映像は→こちら でご覧下さい。
この写真は2012年12月5日にバービカンのコンサート(→こちら )で撮ったものですが、手袋されてることが多い女王様の素手を見ることができたし、(退屈してらしたのでしょうか)せわしく指を動かしてらした人間的な一面を思い出しました。
今年は直系曾孫も増えグッドニュースが重なる英国王室、来年は女王様の90歳のお誕生日ですから、更に盛り上がることでしょうが、100歳のお誕生日もお祝いできますように。
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