<13th Sept Sun>
プラハ旅行は写真を選ぶのに時間が掛かるのでなかなか進まない中、今日はお琴グループの内輪のおさら会に行く前に先に昨夜のコンサートを手短に片付けましょう
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Wigmore Hall のオープニングはイエスティン君Iestyn Davies。 フレンズ予約は席が選べないので真正面ではなかったけど、斜め3メートルくらいの最前列が取れたのはラッキー。もちろん早くから売れ切れ。
The English Concert
Iestyn Davies countertenor
Harry Bicket director, harpsichord
George Frideric Handel (1685-1759)
Partenope HWV27 Overture/Sento Amor con novi dardi/Ch'io parta? Sì, crudele/Furibondo spira il vento
Francesco Maria Veracini (1690-1768)
Overture No. 2 in F major
George Frideric Handel
Rinaldo HWV7 Aria: Cara sposa/Aria: Venti turbini
Interval
George Frideric Handel
Rodelinda HWV19 Pompe vane di morte... Dove sei, amato bene?
Nicola Porpora (1686-1768)
Sinfonia da camera in G major Op. 2 No. 1
George Frideric Handel
Orlando HWV31 Ah! Stigie larve!/Già l'ebro mio ciglio/Ma la furia/Vaghe pupille, non piangete
アンコールはヘンデルのサウル
音楽通向けの地味な演目の多いウィグモア・ホールですが、オープニングは華やかにやりましょうってことなのか、イエスティン君が歌ったのはヘンデルのオペラのヒット・パレード
先月のグラインドボーンのサウル(→こちら )はちょっと不調だったイエスティン君ですが、今夜は絶好調で、特に以前は下手だったコロラチューラがよく回るようになり、こじんまりしたホールでは声を無理に張り上げる必要もなく、変化に富み自信に満ちた素晴らしいパフォーマンスでした
ちょっと痩せたせいもあるのかな、少年っぽさが消えて精悍な大人の雰囲気だった今夜のイエスティン君、前半はこの上にベルベットのジャケット着てましたが、後半はこの洒落たベストを見せたかったのでしょう。可愛い~ 真っ赤なソックス履いてるのを見たのも初めてかな。
終わり間際でやっと私に気付いて、にっこり微笑んでくれましたが、ここにカメラ係がいるのがわかってんなら、その後こっち向いてくれればいいのにさ、こんな小さい所ではやりにくいのか、写真撮りにくい角度なので斜め顔の写真しか撮れなかったじゃないの
終了後はいつものように裏のグリーンルームへ突進したのですが、他の人たちが着替えてたのか数分間待った後、入り口の下の階段で一番乗りで待ってた私の前に現れたイエスティン君、コンサートが上出来で上機嫌だったせいか、「Very nice to see you」、と嬉しそうに迎えてくれました。写真係が来てくれたってことなら、カーテンコールでこっち向いて静止して欲しかったけど、ま、ここで良い写真が撮れたのでいいことにしましょう。 (一緒に写ってるのはウィグモアホールの支配人ですが、なぜ傘?)
尚、イエスティン君は9月12日から12月初めまでウエストエンドの劇場でFarinelli and the Kingというお芝居でほぼ毎日歌うのですが(→こちら )、切符代が高い上につまらないお芝居なので、私は行かない予定。すでにグローブ座で観てるし(→こちら )、そこで歌うのは今夜ウィグモアホールで歌ったのと結構同じの筈なので。
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