<25th Sept Fri>
今日はトーチャンと、Japan Foundationの「歌舞伎と宝塚歌劇団のファンについて」、というテーマの無料レクチャーに行きましたが、ほぼ知ってることばかりでも、なかなか興味深い比較でした。考えてみれば、どちらも特異な世界ですが。プラハ旅行記はもう少し続きます。
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写真はクリックで拡大
9月5日からのプラハ2泊旅行の最後の日は、まずプラハ城へ。
プラハ城は城壁に囲まれた敷地に旧王宮、大聖堂、教会、修道院等のある複合施設で、14世紀にほぼ現在の姿になったそうです。入場料は、どこまで見るかによって異なりますが、私たちは博物館は含まないショートツアーで500KC(約2,500円)。
共和国広場近くのホテルから歩いてでも行けるんですが、時間の余裕もないことだし、地下鉄とトラムで丘に登りましょう。トーチャンがどっかで「プラハ城の停留所よりもう一つ先で降りて歩く方が街並がきれい」、と読んだ通りにしましたが、特にお勧めという程でもなかったかな。たしかに可愛いんですが、もうプラハ中可愛い建物だらけなので。
プラハ中で時折見かける壁に柄のある建物、塗ったものだとばかり思ってましたが、近くでよく見たら、彫ってあるじゃないですか
また別の中庭から見るゴシック建築の聖ヴィート大聖堂。
14世紀半ばに工事着手、完成は20世紀。モダンなステンドグラスもあり、中でもミューシャがデザインしたものが有名で、まるで絵画のような美しさ。
16世紀まで国王の居城であった旧王宮。 騎士が騎馬競技した大ホールは中世のロマンに溢れて素敵 。
場内最古の教会は10世紀の聖イジー教会。 ロマネスク様式の教会ではコンサートも。
衛兵交代は最初に見た広い広場で行われましたが、ユニフォームも可愛くないし、セレモニー自体も大したことなさそうだったのでギリギリに行ったら、私は人垣で何も見えず。バルコニーのブラスバンドを見るしかないわ。
黄金小路。1597年にできた城の従者が住んでた横丁。後に錬金術師が住むようになってこの名がついたそうですが、大小さまざまなサイズの家は今はお土産屋さん。No.22の青い小さな家はカフカが執筆に使った家で、今は本屋さん。まるでハリポタの映画セットみたいだけど、年月を経た石畳が美しく、ちょっと雨が降った後は更に雰囲気ありました。
テラコッタ屋根の街を見下ろしながら、お城の脇から長い階段を降りて行きます。
ずらりと立ち並ぶ美しい建物を見ながら降りると、そこは風情のあるマラー・ストラナ広場。
北側はリヒテンシュタイン宮殿。 兵士の頭の形したこれは一体なんでしょうかね?
宮殿の向かい側が聖ミクラーシュ教会。入場料140KC。壮麗なバロック様式で天井のフレスコ画も美しいですが、まあこういうのはヨーロッパのどこにでもあるので、アールヌーヴォーの市民会館(→こちら )を優先させて下さいね。
広場に面してBeer Houseってのがあったので、ビールとソーセージくらいで軽く済ませましょう。 でも、イギリスのパブみたいなのかと思って入ったのに、普通のレストランでした。 仕方ないからしっかり食べましょう。
又ビーフ・グーラッシュってのもつまらないので、トーチャンはハンバーガー、私はでっかいポークとポテト。硬い豚肉を食べながら、ブダペストの柔らかいマンガリッツァ豚を思い出しました。えらい違い。プラハにはあまり美味しいものはないのかもしれませんね。
ここで3時過ぎ。あと2時間、ここからすぐ近くのカレル橋を渡って旧市街を抜けて最後の一歩きします。
プラハ旅行記事もあと一つでお終いの予定なので、この週末に片付けたいですが、土曜日はオペラとバレエのダブルヘッダー、日曜日はムスメが遊びに来るので、果たしてできるかどうか・・。
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