Image may be NSFW. Clik here to view.
トスカの恋人のカヴァラドッシ役のテノールが今回のお目当てだったんですが、一年前のオテロで素晴らしかったアレクサンドロス・アントネンコ、期待し過ぎたせいもあるのか、ちょっとがっかり。オテロ役の方がずっと合ってます。黒塗りのオテロでは精悍な顔つきだったのに、太ってしまって二重あごだったのも残念Image may be NSFW. Clik here to view.。それでも、ぱっとしない主役チームの中では抜きん出て上手。
悪役のスカルピア総督に迫力がないとこのオペラは盛り上がらないのですが、今回はスコット・ヘンドリックスなんていう全くの無名バリトンですから情けない限り。決して下手ではないけれど、小柄なせいもあり声も姿もカリスマ性ゼロで、こんな大歌劇場で客を震え上がらせるは無理。体格良くて不敵な面構えのバリトンはいっぱいいるのに、なんでトスカよりも小さいスカルピアを選ぶわけ? Image may be NSFW. Clik here to view.
Image may be NSFW. Clik here to view.待ちに待ったロイヤル・ベビーがやっと誕生した歴史的な日だというのに、なんと珍しく体調不良の私。
自称王室ウォッチャー、書きたいことはたくさんあるのに、こんな日に寝込んでしまうなんて、情けないったらImage may be NSFW. Clik here to view. このブログにはWilliam & Kateというカテゴリーまであるのに。
Image may be NSFW. Clik here to view.実はこの1週間ほど、時折めまいがして、耳もふさがれたような感じがするので、今日医者に行ったところ、「めまいは暑さのせいだから、たくさんお水飲んでね。耳の中に液体が溜まってるからお薬あげる」、と言われました。まあ深刻な病気ではなさそうなのですが、今夜は今までで一番ひどいめまいに襲われ、しばらく起き上がれませんでした。
昨日は、ロイヤル・ベイビーを書けない言い訳として私の夏バテ(でしょう、きっと)について書いてしまい、ご心配を掛けましたが、昨夜たっぷり眠り、暑さもちょっと和いだ今日はすっかり元気になりました。我が家に1週間宿泊なさった大学生のお嬢さんを私の知り合いでもある次の滞在先にお送りしたついでに、そこでランチを頂いてから、近くのImage may be NSFW. Clik here to view.フルーツ狩りに連れて行って頂きましたが、広大な農園で果物と野菜を自分で収穫するのですが、自分ちの庭仕事すら一切しない私には新鮮な体験でした。たくさん種類がある中、今日はラズベリーとチェリーを家に持ち帰って美味しく頂きました。
ウィリアム王子のフルネームはWilliam Arthur Philip Louis、チャールズ皇太子はCharles Philip Arthur Georgeという最近の例を踏まえて、おそらく親戚の名前を連ねて4つになるんでしょうが(アーサーって誰だろう?)、やっぱり普段呼ぶ名前になるであろうファースト・ネームは大事。好みも含めた私の下馬評は①ジェームス、②ジョージなんですが、あーだこーだ外野から口出すのも楽しいです。
チャールズ皇太子は一体誰と結婚するんだろう?という頃からウォッチしてる私には、ウィリアム王子が父親になったこと自体感慨深いわけですが、他人の赤ちゃん誕生のニュースを聞くと、どの親も自分の子供が生まれた時のことを思い出しますよね。26年近く前になりますが私もその時のことを思い出して、幸せな気分になりましたImage may be NSFW. Clik here to view. 今度の週末、3週間ぶりに遊びに来てくれるので、親子3人で赤ちゃんの時のビデオでも観ようかしら。
船は二艘だけで本数も少ないのでネットで予約しておきましたが、1時間コースはサー・ウォルター・スコット、2時間コースはLady of the Lake。 ネットで予約できたのは後者だけなので、細長い湖のほとんどを網羅する2時間コースにしましたが、船は1時間コースの方が大きくて立派だわ。でも、デッキの屋根が写真撮るには邪魔だよね、と悔し紛れに言いながら、乗り込んだら、ガラガラ。
そう、この湖は、まさにウォルター・スコットが「湖上の美人」を書くインスピレーションを受けた湖で、そうでなければ、中心となる高い山があるわけでもなく、沢山ある湖の中でどうってことない存在なんでしょうが、
オペラファンにとっては、ロッシーニの湖上の美人La donna del lagoの舞台ですから、感激もひとしおImage may be NSFW. Clik here to view.
↑ Image may be NSFW. Clik here to view.大都市グラスゴーへの水源地でもあり、これはそのオープニングにヴィクトリア女王が訪れた時に女王様滞在用に建てたロイヤル・ロッジ。でも、祝砲の爆風で窓ガラスが割れてしまい、結局ヴィクトリア女王はお泊りにならなかったそうですImage may be NSFW. Clik here to view.
これだけの腕前ならどんなご面相でもソロ奏者として立派にやっていけるでしょうが、これだけの容姿があればまさに鬼に金棒で、アイドル的なスーパースターにもなれますねImage may be NSFW. Clik here to view.。確かなテクニックとこれだけ変化のある演奏ができればハープ演奏だけのコンサートでも退屈はしないでしょうが、ダムラウとの共演で歌声との相性が抜群ということがよくわかったので、コンサートで歌手をゲストにしたらいいですよ、きっと。
来週火曜日からの日本行きの準備をしなくちゃならないのに、今週は仕事も忙しいので毎日出勤。パートタイム勤務になった恩恵にはなかなかあずかれません。旅行前に片付けておきたいオペラ/バレエ記事もいくつかあるけど、全部は無理かもしれないから、絶対これだけはというものから片付けていきましょう。となれば、スコットランド旅行記で、ゼイゼイ、やっと最終回の運びとなりましたImage may be NSFW. Clik here to view.
-------------------------------------------
6月13日(木) Image may be NSFW. Clik here to view.クリックで写真は拡大
Image may be NSFW. Clik here to view.中年銀行家のお妾さんをしているマグダは、田舎のお坊ちゃまと出会って恋に落ち、パリを離れて一緒に暮らし始め、彼の親から結婚の承諾もしてもらうが、妾だったことを秘密にしている罪悪感に耐え切れず、汚れた過去を告白して身を引き、元の囲われ者生活に戻るImage may be NSFW. Clik here to view.
いつものようにどうせ何度かキャンセルするだろうと思って、生中継される日を選んだけど(そういう時はアンジェラは決して休まないから)、珍しいことに、結局一度もキャンセルしなくて5回皆勤賞だったのは、歌唱的に大した負担がないだけでなく、きっとこの作品が好きなんでしょうね。元々、元亭主のアラーニャといわば発掘した作品だし、とても生き生きして、丁寧にお芝居もしてくれて、そしてなんと言っても、初演から10年以上経ってるのに体型も変わらず、とっても綺麗Image may be NSFW. Clik here to view.
声量は乏しいアンジェラのこと、遠くの席の人にちゃんと聞えたかどうかあやしいけど、私は舞台横の近い席なのでしっかり聴くことができ、さすがの貫禄と余裕で立派なヒロインぶりImage may be NSFW. Clik here to view.
楽しみにしてたグリゴーロがキャンセルしただけでもがっかりなのに、代役がチャールズ・カステルノーヴォってのもあまりにもロンドンの客を馬鹿にした仕打ちで、バリトンのような太い声は全く響かず魅力ゼロImage may be NSFW. Clik here to view. ROHにはよく出るのよね、こいつ。つい最近も魔笛で出たばっかりよImage may be NSFW. Clik here to view. 大して難しい役じゃないんだから、誰か他にいるでしょうがImage may be NSFW. Clik here to view.
準主役にもう一組、詩人と女中というこれまた不釣合いなカップルが出てくるのですが、女中役のSabina Puértolas は、痛ましいくらいの熱演なんだけど、なんだか全て空回りしてお気の毒。声の質がこの役に向いてなくて、軽やかな鈴のような声が望ましいのに、サビーナ嬢はねっとり重過ぎ。それなら、彼女の声に合ってる役でなら聴きたいかというと、別に・・Image may be NSFW. Clik here to view.
詩人役は元ROHヤングアーチストのEdgaras Montvidasで、ROHで椿姫のアルフレードも歌ったこともあり(たしか代役でだったけど)、他でも何度か聴いたけど、ちゃんと上手だし、結構好きです。個性はないけど素直な声で、ルックスも長身の好青年だし、特に今回のこの洒脱な伊達男役はぴったり。一緒に観た仲間たちとも「彼の方がカルテルノーヴォよりもずっと良いテノールじゃんImage may be NSFW. Clik here to view.」、と言い合ったことでした。
私は舞台ばかり見てたのですが、トーチャンによると、踊りの合間の拍手の時に伝令が指揮者の所に来てなにやら指示し、指揮者は音符を6ページめくって一部すっ飛ばしたそうです。指揮は下手でも、こういう非常事態の収拾には優れた司令官になれる彼を見直してしまいました。 しかし、それって、もしかしたら、こんなことはしょっちゅうあって慣れてるだけなのかも。やっぱり変かな、ボリショイバレエImage may be NSFW. Clik here to view.
しかし、そんな事故があっても観に来て良かったと思えたのは主にこの美青年のおかげで、途中で上半身裸になるのですが、逞し過ぎず、ほっそりとして、でも程よい肉付きで美しかったことImage may be NSFW. Clik here to view. Image may be NSFW. Clik here to view.
うんと近くの席なのにヨダレImage may be NSFW. Clik here to view.しながら双眼鏡で食い入る私に、きっとトーチャンも呆れてたことでしょうが、こんな美しい光景を見逃してなるものですか!Image may be NSFW. Clik here to view.
若い英国人のステイプルズ君は、数日前に発表になったのですが、ジョセフ・カイザーの代役で、あまり準備の時間がなかったのか、楽譜に頼って一生懸命という感じでしたが、そうそうたるメンバーの中でひけを取らず立派に歌えて、ファンとしては一安心。こないだの魔笛も素晴らしかったですが(→こちら
)、この難しいRシュトラウスをドイツ語で堂々と歌ったステイプルズ君に再び惚れ直しましたImage may be NSFW. Clik here to view.
生演奏ではなくてテープだったのは残念だったけど(拍子木だけは生)、主役の市川右近さんはじめ役者さんたちは皆さん上手で、特に、清楚な市川笑也さん、凛々しい市川笑三郎さん、艶やかな市川春猿さんの三人の女形がとても魅力的でしたImage may be NSFW. Clik here to view.
Image may be NSFW. Clik here to view.一人で行った淀川花火大会は天国と地獄。
6500円近くも払った指定席は前から2列目だったので完璧に見えて大満足し、風向きが幸いして煙も邪魔にならなかったし、川面に映る姿も美しく、特に、初めて花火が川に落ち入るのを見たのですが、火と水の交わる様子は珍しくて感激Image may be NSFW. Clik here to view.
有料は初めてでしたが、今まで行った花火大会の中ではベストな鑑賞環境で、規模も大きいし、是非また来ようと思ったのですが、その後がまずかったImage may be NSFW. Clik here to view.
芝生の土手だったのですが、ずーっと長い距離が閉鎖されてて、数万人が右往左往。「おんどりゃー、出口は一体どこやねんっImage may be NSFW. Clik here to view.」、という怒号が飛び交う中、気絶する人、担架で運ばれる人・・。まるでスチームバス状態の蒸し暑さの中、歩いてちょっとの駅まで行くのに、1時間45分も掛りました。毎年やってるイベントなのに、信じられないお粗末な運営。ここまで来ると、笑っちゃうしかないけど、家族が一緒でなくてよかった。日本の恥だわ。(因みに、4年前に家族と来た時は琵琶湖花火大会に行きました)
ついに40度を超す所も出てきた猛暑の日本でうだりながらも、仕事しなくていいだけでも恵まれていると感謝しつつ、美味しいものを頂いたり温泉につかったりして毎日楽しくてたまらない私Image may be NSFW. Clik here to view.
Image may be NSFW. Clik here to view.
昨日は友人と大阪の繁昌亭という寄席に久しぶりに行ってみました。
なんでも近くで見るのが大好きな私、今回も最前列に陣取ったのですが、まだ時差ボケが抜けてない上に、昨夜の花火大会の疲れが残っていたのか、3時間以上も起きているのはしんどくて、「こらっ!こんな目の前で居眠りしたらあかんで~! 舞台で頑張ってはる噺家さんたちに対して失礼やないかい」、と思って頑張ったんですが、中盤戦で墜落Image may be NSFW. Clik here to view.