<12th May Thus>
今日はタンホイザーの切符を買ってあったけど、行かないことにして正解。 もし行ってたら11連ちゃんの夜のお出掛けになるところだったので、さすがにそれはしんどい
蜷川幸雄さんがお亡くなりになったそうですね。演劇が盛んなイギリスでも人気の演出家だった彼のお芝居をロンドンで二回拝見した時の写真を再投稿しつつ合掌。ました。2009年3月の歌舞伎の十二夜と2010年5月のムサシ(→こちら )。 写真はクリックで拡大します。
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「趣味でロンドンでお筝弾いてます」、と言うのも憚られるくらい細々としかやってないのですが、5月9日にレストランの夕食会で少し弾かせて頂く機会がありました。
8名の方が聴いて下さったのですが、これくらいの少人数でマイクを使わずに生の音で聴いて頂けるのが理想的で、しかも今回は本来の姿である床に座る方式にしました。
古曲の名作である八橋検校の「みだれ」と、20世紀半ばの坂本勉の「四季の小学唱歌」、「森のカッコウ」の3曲を弾きましたが、練習不足の拙い演奏でも楽しんで頂けたようで嬉しかったです。
人前で弾く機会がないと全く練習しない私、こうしてたまに機会があるのはありがたいことです。折角の信じられないくらい良い天気の週末だったのに家にこもって練習しなくちゃならなかったですけどね。
ざーっと大雨になったりしたので、トーチャンが車で送ってくれるとは言っても心配ですから、洗える着物で失礼しちゃいましたが、このエジプト柄の帯は今夜のお客様の一人から譲って頂いたものなので、お見せせしたかったんです。
こういう中間色の着物は帯の色の選択が幅広くて、濃くても薄くても中間でもなので便利なんですが、
あれっ!、帯替えて又同じ着物着たの?
はい、そうです。今日は日中にある方のお宅で女子会があったのですが、又25度にも上がったのでこの単衣が再び役立ってくれました。
テーマは全く別だったのですが、ついでに着付けのデモンストレーションをさせて頂いたんです。
「一体、着物の下は何を着ているの? 簡単に着付けるにはどうすればいいの?」、という疑問にお答えすべく、必要な着付けグッズを説明しながら実際に着付けてみたのですが、帯を前で結んで最後に回す私の手抜き方法に皆さん「え~、それだけでいいんですね」、と驚かれたようで、これが着物仲間が増える取っ掛かりになれば嬉しいです。
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