<18th Jun Sat>
昨夜カドガンホールでかぶりつきで聴いたドン・ジョバンニのコンサート、時差ボケからは完全に抜けて筈なのに、仕事が忙しかったので疲れたのか、それともパフォーマンスのレベルがROHのドンジョバとは比べ物にならないレベルだったせいか、眠気に勝てなくて・・。明日のウェルテルの初日はグリゴーロとディドナートだからしっかり楽しめる筈だけどね。
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今回は日本に着物は持っていかなかったのですが(荷物になるのと、この季節に歌舞伎座に行けるような着物を持っていないので)、食事や歌舞伎、コンサートにご一緒した方々の初夏の清々しい着物姿を楽しませて頂きました。
6月1日は日本橋のお寿司屋さんでのランチの後、しっとりした色合いの着物姿が美しいお二人と銀ぶらにご一緒して効率よくリサイクル着物屋さんに案内して頂き、私はバッグと髪飾りを買いました。
6月2日の夜は人形町の日本料理屋さんで元ロンドン在住の奥様たちと5人で会食。ロンドンでオペラに着物で何度かご一緒した方がこの日も着物でいらして下さいました。季節限定のアヤメの帯は今しか拝見できませんから貴重です。
オペラがお好きでらっしゃる奥様とはこのブログが縁でお知り合いになり、ロンドンで2度お目に掛かってますが、今回はローエングリン、歌舞伎第三部、フォークトのリサイタルで3度もお会いしただけでなく、ローエングリン後の夕食、歌舞伎の前後にお茶と夕食もご一緒して頂きました。
特に奥様お勧めのHigashiya Ginzaという洒落た日本茶カフェ(→こちら )の和のアフタヌーンティーはユニークで、他の方とランチをしたすぐ後でお腹空いてなかったのに、あら不思議、お稲荷さんや甘さ控え目の和菓子がどんどん胃袋に入りました。
この後、三越近くの紬専門店と男性着物のお店を含むもとじさんのお店3軒に案内して頂き、素晴らしい反物をたくさん拝見。私は着物雑誌「美しいキモノ」を長年愛読しているのですが(最近はオンライン購入で便利)、実物でまじかに素材を感じられるのが嬉しいです
歌舞伎座にはお綺麗なお嬢様もいらしてて、美しい母娘さんが歌舞伎座に華を添えます
義経千本桜の第三部は芸達者な猿之助さん扮する狐の宙乗りでしたが、お二人の帯は可愛い猫ちゃんですよ
私も、せめてもと着物風な柄のジャケットで参上しました。
そして、なんと、歌舞伎終演後にはももとじさんのご主人様もご一緒して下さって、お寿司をご馳走になったんです。
ご主人にはお店でもお会いしてお話伺ったのですが、敷居の高い有名呉服屋さんのご主人でマスコミにもよく登場なさる方ととご一緒なんてどんなに緊張するかしらと思ったのですが、気さくな方で楽しくて美味しい築地のお寿司でした。
奥様に取って頂いた前から3列目の席から観た歌舞伎も素晴らしかったし、この夢のような6月3日の翌日はいよいよ伊豆修善寺の高級温泉旅館。
毎日こんなに楽しくていいのかしらとほっぺたつねってるうちに日本滞在も残り少なくなってしまいましたけどね・・。
6月6日の文化会館でのクラウス君(フォークト)のリサイタルには優しい大人のピンクですっきり涼しげな奥様。
この季節に着物をお召しになる方は少ないですが、やっぱり着物っていいですよね~
私もロンドンに戻って着物着たいですが、海外だからってあまり外さないようにしようと思ったことでした。
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