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Channel: 着物でオペラ in ロンドン
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着物トリオはオペラのマチネへ

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<10th July Sun>

あやしいお天気ですが、午後はウィンブルドン男子決勝、シルバーストーンでF1レース、夜はEUROサッカー決勝とテレビ観るのに忙しくなるので、その前に次の着物お出掛けをアップしとこ。

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                          カメラ写真はクリックで拡大します




    


7月3日、3回目の着物お出掛けはマチネのオペラ「ウェルテル」。

 

Y子さんのお若い時の訪問着、なんと私へのプレゼントしてに日本から持ってきて下さったんです。

私の方がずっとお若くないのですが、そこは多少ルール違反が許されそうな海外ということでありがたく頂戴しますが、最後にもう一度、オペラハウスでぱっと派手にお召し頂くことにして、私の光る袋帯を使って頂きました。K子さんの無地も一つ紋で裾に柄があって格調高いです。

 

でも、ゴージャスなお二人とご一緒するのに、私は黒い通風織の薄物で格も色目もアンバランスじゃないの?

 

はい、その通りなんですが、いいんです、今日の私はお嬢様をお世話をする姐やですから(すっかり3人とも着物マジックで若いつもりなので、マダムと婆やって言わないでねにひひ)  一番楽しみにしてらしたオペラなのでお二人は奮発してオーケストラストールアップ、御付の私めは立見席ダウン 



さあ、では姐やがあちこちで写真撮りますから、お嬢様方、ポーズして下さいね。


と言いながら、すみません、地下鉄って庶民的過ぎですが、今日は日曜の午後ということでガラガラだから気持ちいいです。

            


オペラハウスで写真をたくさん撮ろうということで開演1時間15分前に着いたので、もしかしたらステージドアでお二人のお目当てのジョイス・ディドナートに会えるかもしれないからちょっとここで待とうかなと思ってたら、なんとちょうど向こうからディドナートが歩いて到着!目


すっぴんで髪もぼさぼさだったので写真は頼めませんが、話し掛けたら「Wow、 beautiful! オペラを観にきてくれたの?」、と目を輝かせてくれました。

それをステージドアの中から見ていたディドナートの大ファンと思しき中年男性が後で「彼女と知り合いなのか?入り待ちでは話してくれないんだけど」、ですって。着物の威力でしょうね。 


   



晴れさんさんと陽が注ぐフローラル・ホールの床が眩しい。                           

キラキラ 絵になるお二人が立つとオペラハウスも一段と豪華に見えますね。うっとりチョキ


 お二人の華やかな着物姿は注目の的で、皆さん微笑んでくださって、姐やも鼻が高かったです。  


この日は午後3時開演だったので前後に何もできずオペラハウスだけでしたが、翌日のオペラ(トロヴァトーレBチーム)は夜だったので、その前にあちこち回って写真もっとたくさん撮りましたからね、乞うご期待です。 


       


 
       

2列目真ん中からまじかにディドナートとグリゴーロの熱演を楽しまれた後は、出待ちも経験して頂きましょう。まだ夕方ですしね。


この時のグリゴーロの不機嫌そうな様子とかはすでにレポート済みですが(→こちら )、さっき会ったことはディドナートは覚えててくれて、更に嬉しそうでした。ばっちりお化粧して髪もセットした彼女との3ショットが今日の一番のお宝でしょう。




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