<19th Dec Mon>
昨日、スター・ウォーズのスピンオフ映画「ローグ・ワンRogue One」を観ました。良く出来てますが、リアル過ぎて昨今の紛争を連想してしまい、ファンタジーとして楽しめません。それが狙いなのでしょうが、暗くて心が重くなります。タラコ唇のフェリシティ・ジョーンズは今イギリスで一番ホットな女優さんですが、相手役のニーチャンはどっかで見たことあるけど思い出せないわあ、、とイライラしてたら、偶然にもまさにその映画を昨日テレビでやってました。トム・ハンクスのThe Terminal。
----------------------------------------------
今夜のウィグモア・ホール。
あら、ばっちり写真撮れたじゃないの
はい、後ろから2列目だったんですが、通路の横だったので、カーテンコールは後ろの壁に立ったんです。こうすると、係員からは死角になるということがわかりました。 ・・・もう二度とこんな後ろには座りませんけどね。 でも、もうすぐ申し込む次のピリオドではバルトリとジャルスキーの共演というコンサートがあり、嫌でもそういう席があてがわれてしまうかも。いや、なんだって買えるだけで奇跡でしょう。
Christmas in Venice
The King's Consort
- Robert King director
- Julia Doyle soprano (as Angel)
- Benjamin Hulett tenor (as Evangelist)
- David Wilson-Johnson bass (as Herod)
- Julie Cooper soprano
- Matthew Venner countertenor
- Robin Tyson countertenor
- David de Winter tenor
- Tom Robson tenor
- Edward Grint bass
- Andrew Rupp bass
今日は大好きなテノールのベン君聴きたさに行ったのですが、コンサートのテーマが又ベニスで、これまた偶然なんですが、こないだミルトン・コート(→こちら)で聴いたモンテベルディとかの「革新的な音楽」と比較された古いタイプの音楽だったので、「なるほど、こういうのだったのか」、と納得。でも、全然つまんなくはなくて、ゆったり優雅で素敵でしたよ。 色んな声のソロと合唱が遠くの席だからこそバランス良く聞こえたかもしれませんしね。
カウンターテナーが二人いて、一人は上手な若者(上の写真だと向かって左から6番目、緑のドレスの女性の後ろ)、もう一人はちょっと年食ってて下手くそ(上手なCTの左隣のでかい男)。 ベン君以外の脇役テノールは二人とも上手。ソプラノが二人ともイマイチ。 でもやっぱり今日の主役はベン君。 あんなに歌ってくれるのならな前の方の席を奮発すればよかった・・。
最後の曲はドイツ語で簡易バッハ風でしたが、ベニスを思い浮かべながら聴いているとイタリアっぽく聞こえるから不思議。
久し振りのキング氏がえらく老けててぎょっとしたけど、彼はここではまだ人気のようで、今日も満員御礼でした。