<1st May Tue>
今日はROHの地下の小劇場で、もうすぐはじまる新プロダクションのファルスタッフのinsight eveningという歌手や演出家のインタビューイベントにトーチャンと行きました。カナダ人演出家ロバート・カーセンは大変なお喋りだけど楽しみを損なうようなことは言わないようにしてたのに、衣装デザイナーがあっさり1950年代に読み替えてあることを暴露。ROH雑誌で、食べ物がたくさん出てくることは書いてあったけど、そうか、そういう想定なのね、とここでもばらしちゃお 初日は15日だけど、私は12日のリハーサルでまず観るのが楽しみ。
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昨日、一年に渡るROHのラ・ボエーム・ロングランが開始。
来年の3月までになんと24回もやるんですが、テノールで出演順にリストアップすると、カレヤ7回、アラーニャ2回、ヴィラゾン6回、ドミトロ・ポポフ2回、テオドル・イリンカイ5回、グリゴーロ2回。
こうなったら全チームに行ってやるわいと決心し、カレヤ3回、アラーニャ2回(ゲオルギューと)、ヴィラゾン1回、ポポフ1回、イリンカイ1回、グリゴーロ2回(フリットリと)の計10回をすでに切符ゲット済み。こんなに行けるのは安いからですから、無能jさを罵りながらもROHには感謝感謝。
Director | John Copley |
Designs | Julia Oman |
Lighting design | John Charlton after William Bundy |
Conductor | Semyon Bychkov |
Mimì | Carmen Giannattasio |
Rodolfo | Joseph Calleja |
Musetta | Nuccia Focile |
Marcello | Fabio Capitanucci |
Colline | Matthew Rose (Yuri Vorobievの代役) |
Schaunard | Thomas Oliemans |
Benoît | Jeremy White |
Alcindoro | Donald Maxwell |
昨日の初日はジョセフ・カレヤが期待通りぶっちぎりに素晴らしくて、彼だけ格が違うという当然のことを証明。
ウフーン、なんて滑らかで柔らかい声なんでしょう ソフトだけどなよなよじゃなくて芯も通ってて声量も立派な彼は本当に素晴らしくてメロメロ リゴレットでグリゴーロの硬い声を何度か聴いたばかりなので、ことさらカレヤの良さがわかります。グリゴーロとカレヤ、二人とも大好きですが、対照的な一流テノールを続けて聴くことができて幸せ
今日は時間がないので、他の人のこととかはまた後日あらためて書きますが、昨日の初日はこのプロダクションのオリジナルの演出家のJohn CopleyのROHデビュー50周年ということで、チャールズ皇太子が見守る中、カーテンコールの時にケーキでお祝いとスピーチがありました
今回のこの異常な公演回数はこれがきっかけなのかしら?