<12th June Mon>
溜まる一方のネタに焦りながら、出来れば書き残しておきたい観劇をメモしとこ。全部は無理なので予告にはなり得ないけど、どっかに書いておかないと忘れてしまいそうだから。 ロイヤルのミックスバレエいくつか、バービカンのアリオダンテ、バービカンのユジャワン、オルデバラの真夏の夜の夢、Wigmore Hallのヴェロニク・ジャンス、Cadogan Hallのサムソンとデリラ。 今月は着物お出掛けも頑張ってます。
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6月7日のゼナイダ・ヤノウスキーの引退バレエ公演(→こちらと→こちら)はROHのビッグ・イベントで、滅多に座れない平土間席まで奮発したのですから、そりゃ着物で行きますとも
演目が「マルグリットとアルマン」(椿姫)ですから、これはもう椿柄しかないでしょう。ってことで、着物も帯も髪飾りまでしつこく椿、椿、椿。
熱心なバレエファンの胡蝶蘭さんももちろん椿柄のお着物で。数日間暑い日が続いたのですが、この日は20度くらいに下がったので袷でOK。白地の単衣の椿柄を予定してたのですが、この水色の方がカラフルで客席でも映えるってもんです。
ROHの銀色の壁は工事中のボロ隠し。
ゼナイダのご主人でイギリスが誇る世界的バリトン、サイモン・キーンリーサイドが二人の子供を連れて奥さんの記念すべき晴れの日に応援に駆けつけてます。 これだけ大きくなれば、お母さんがいかに愛されたかよくわかるし、ずっと覚えてるでしょうね。 親子三人で別の日も来てたそうですが、この日はサイモンにしては珍しくバリっと素敵なスーツ姿。ズダ袋はいつもの通りですが・・。 長い間独身だったサイモンが(おそらくここで出会って)結婚したくらいですから、ゼナイダは知的で魅力的な女性なのでしょう。
「わーい、オーケストラ・ストールだ~!、しょっちゅう来てても、この角度からは見られないから写真撮っちゃおう」、と立ち上がる私をきっと皆さんは、「まあ、日本から初めて来てはしゃいでるのね、着物で張り切ってるし」、と思ったことでしょう。
こうして見ると、美しいオペラハウスじゃないですか、ここ